主要ブラウザ別|インターネットアクティビティの追跡(トラッキング)を無効にする方法
プライバシーは、実生活でもオンラインでも、誰もが守られるべき大切なものです。しかし多くの人は、自分がウェブサイトによって常時追跡されていることに気づいていません。
すべてのブラウザにはシークレットモード(プライベートブラウジング)が備わっており、閲覧セッション中に残る機密性の高い痕跡を数秒で消去できます。ところが、ウェブサイトのサーバー側に保存される履歴は、ユーザー自身ではコントロールできません。サイト側は、あなたの閲覧習慣、クリックしたリンク、訪問したページなど、あらゆる行動データを記録・監視しているのです。
少し怖い話ですよね。
幸い、これには解決策があります。「Do Not Track(DNT:トラッキング拒否)」機能を有効にすれば、こうした追跡をオプトアウトできるのです。
DNTの有効化および管理方法はブラウザごとに異なります。本記事では、Internet Explorer、Chrome、Firefox、Opera、Maxthonの各ブラウザで、インターネットアクティビティの追跡を無効にする手順を順番に解説していきます。
※補足:「Do Not Track」はあくまで「追跡しないでほしい」という意思表示であり、ウェブサイト側が従う法的義務はありません。ただし、DNTを尊重する広告配信業者や解析サービスも多いため、プライバシー保護の第一歩として非常に有効です。
1. Internet Explorerの場合
Internet Explorerで「Do Not Track」を有効にするには、以下の手順に従ってください。
- ブラウザを起動します。
- 画面右上にある歯車アイコン(ツール)をクリックします。
- ドロップダウンメニューが表示されたら、「セーフティ(Safety)」にマウスカーソルを合わせます。

- サブメニューが表示されます。ここで「Do Not Track要求を無効にする(Turn Off Do Not Track requests)」という項目が見えた場合は、
- その機能はすでに有効になっていることを意味します。(IE 11では、この機能は初期状態でオンになっています)
関連記事:Microsoft Edgeで閲覧データを管理・削除する方法
2. Chromeの場合
Chromeで「Do Not Track」を有効にするには、以下の手順を実行します。

- Chromeを開き、右上の縦3点アイコン(⋮)をクリックします。
- ドロップダウンリストから「設定(Settings)」を選択します。
- Chromeの設定ページが表示されます。
- ページの最下部までスクロールし、「詳細設定を表示(Show Advanced Settings)」をクリックします。
- 「プライバシー(Privacy)」セクション内の「閲覧トラフィックと共に『トラッキングしない』リクエストを送信する(Send a 'Don't Track' request with your browsing traffic)」という項目にチェックを入れます。
※最新バージョンのChromeでは、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「サードパーティCookie」から同じ項目を設定できます。

これで完了です!
3. Firefoxの場合
- Firefoxブラウザを起動します。
- 画面右上の横線アイコン(ハンバーガーメニュー)をクリックし、ドロップダウンメニューから「オプション(Options)」(macOSでは「環境設定」)を選択します。

- オプションページが開きます。左側のリストから「プライバシー(Privacy)」を選択します。

- 「トラッキング保護(Tracking Protection)」という項目が表示されるので、チェックが外れている場合はチェックを入れます。
- 「Do Not Track設定を管理(Manage Do Not Track Settings)」をクリックすると、ポップアップウィンドウが開きます。
- 「常にDo Not Trackを適用する(Always Apply Do Not Track)」の前のチェックボックスにチェックを入れます。

完了です!
4. Operaの場合
Operaブラウザで「Do Not Track」を有効にするには、以下の手順を実行してください。
- Operaブラウザを開きます。
- ブラウザウィンドウの左上にある「Opera」ボタンをクリックします。
- ドロップダウンメニューが表示されたら、「設定(Settings)」を選択します。
- Operaの設定画面が新しいタブで開きます。左側のメニューパネルから「プライバシーとセキュリティ(Privacy & security)」をクリックします。
- 「プライバシー(Privacy)」セクション内の「閲覧トラフィックと共に『トラッキングしない(Do Not Track)』リクエストを送信する」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。
5. Maxthon Cloud Browserの場合
Maxthon Cloud Browserで「Do Not Track」を有効にするには、以下の手順に従います。
- Maxthonブラウザを開きます。
- ブラウザウィンドウ右上の横3本線アイコン(Maxthonメニューボタン)をクリックします。
- ドロップダウンメニューが表示されたら、「設定(Settings)」をクリックします。
- Maxthonの設定ページが新しいタブで開きます。
- 左側のメニューパネルから「Webコンテンツ(Web content)」を選択します。
- 「プライバシー(Privacy)」セクションへ移動します。
- 「私はトラッキングされたくないことをウェブサイトに通知する(Tell websites I do not want to be tracked)」のチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。
まとめ
以上が、主要ブラウザで「Do Not Track」を有効にし、インターネットアクティビティの追跡を無効にするための手順です。お使いのブラウザに合わせて設定を行えば、追跡される心配を軽減しながら、より安心してインターネットを楽しめるようになります。
なお、ブラウザのバージョンによっては、メニューの名称や配置が異なる場合があります。また、DNTはあくまで意思表示であるため、さらに強固なプライバシー保護を求める場合は、VPNやプライベートブラウジングモードとの併用も検討してみてください。
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