Macで複数のブラウザを賢く使い分ける!おすすめ管理アプリ3選
インターネットブラウザは、OSの中でも最も重要なアプリと言えるでしょう。Appleは独自のブラウザ「Safari」を開発し、OS Xに標準搭載しています。しかし、それが唯一使うべきブラウザというわけではありません。
Macには試してみる価値のあるサードパーティ製ブラウザが数多く存在します。Operaにはデフォルトブラウザにすべき理由が3つもあるほどです。個人的には、多くの欠点があると知りながらも、どうしてもGoogle Chromeから抜け出せずにいます。
ただし、1つのブラウザだけを選ぶ必要はありません。もちろんデフォルトは1つ決める必要がありますが、すべての作業でそれを使い続ける義務はありません。お気に入りのTrello拡張機能がFirefoxにある一方で、NetflixはChromeやFirefoxではフルHD再生に対応していません——そんなときは別のブラウザを使うしかないのです。
理由が何であれ、複数のブラウザを併用しながら、リンクを常に適切なブラウザで開くためのルールを設定できます。必要なのは、いくつかの賢いアプリだけです。
MultiBrowser(無料)
3つの候補の中で、MultiBrowserはリンクの開き方を制御できる唯一の無料アプリです。インストールはやや複雑ですが、一度セットアップしてしまえば非常に快適に動作します。
Slackやメモなど、ブラウザ以外のアプリでリンクをクリックしても、MultiBrowserは自動的にデフォルトブラウザで開きません。代わりに、登録済みブラウザの一覧パネルが表示され、どれで開くかを選択できる仕組みです。
表示するブラウザやその並び順は自由にカスタマイズ可能で、実はMultiBrowserの外観自体も細かく調整できます。
ただし、MultiBrowserのインストールにはひと手間かかる点に注意してください。手順は以下の通りです。
- MacUpdateからMultiBrowserをダウンロードします。通常はMacUpdate経由のアプリ入手は推奨しませんが、今回はインストーラー不要のスタンドアロン形式だったため問題なく利用できました。
- 通常の手順でアプリをインストールします。
- MacUpdateのページでユーザーが共有しているMultiBrowser環境設定ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードした環境設定パネルをインストールして開きます。
- 好みに合わせてMultiBrowserを設定します。このパネルはシステム環境設定からいつでも呼び出せます。
MultiBrowserは、サードパーティ製アプリからリンクを開く際にブラウザを選択できる無料ツールです。自動判別こそありませんが、手動選択だけでも十分便利に感じられるはずです。
Browser Fairy($4.99)
Browser Fairyはこの分野の新顔ですが、注目に値するアプリです。バックグラウンドでの自動化と便利なブラウザ拡張機能を備えており、5ドルの価格に見合う価値を主張しています。
Mac App Storeからダウンロードしてインストールすれば、すぐに使い始められます。Browser Fairyを起動すると、サイトやブラウザごとのルールを定義できます。たとえば、用意されたパラメータを活用すれば、「netflix.comを含むURLは必ずSafariで開く」といったルールを組めます。IFTTTアプリと同じような、シンプルな「If-This-Then-That」型のロジックです。
ただし、これらのルールが有効なのはブラウザ以外のアプリからのリンクのみです。Chrome内でリンクをクリックした場合はルールが適用されず、そのままChromeで開かれます。とはいえ、Browser Fairyにはこれを解決する手軽な方法が用意されています。
タブでリンクを開いた状態で、Browser Fairy拡張機能(Chrome、Firefox、Safari、Opera向けに提供)をクリックすれば、「Browser Fairy Selector」から好みの別ブラウザで開き直せます。素早く簡単です。
同様に、ブラウザ以外のアプリでは、リンクを「Command+クリック」することでBrowser Fairy Selectorを呼び出せます。この機能を使うには、Browser Fairyをデフォルトブラウザとして設定しておく必要があります。
個人的に気になったのは、トライアル版が用意されていない点です。複数のレビューを読んでも、5ドルを支払う前に自分で試せる機会があるとありがたいと感じました。
Choosy($9.99、4日間トライアル)
端的に言えば、Choosyは「強化版Browser Fairy」です。Browser Fairyで物足りないと感じた機能は、たいていChoosyに備わっています。
まずルール面では、設定できる条件がより豊富で、しかも実用的です。たとえば「特定のブラウザでX個以上タブが開いている場合は、リンクを別のブラウザで開く」といった条件を組めます。メモリ消費が課題のChromeユーザーが、Mac上でのトラブルを回避するのに便利な機能です。
条件だけでなく、アクション側の選択肢も充実しており、これはBrowser Fairyでは制御できなかった部分です。「稼働中の最適なブラウザで自動的に開く」「ブラウザ選択のプロンプトを表示する」など、柔軟な挙動を指定できます。
ブラウザの状態に応じた動作をここまで細かくコントロールできる点は印象的です。外観のカスタマイズにも対応しており、さらにChrome、Opera、Firefox、Safari向け拡張機能も揃っていて、2クリックで別ブラウザへタブを移せます。
何より、購入前にアプリを十分に試せるトライアル期間があるのが大きな魅力です。ChoosyはBrowser Fairyの2倍の価格に見合うか? 個人的にはそこまでではないと思います。しかし、追加機能が必要なら、判断材料を自分の手で確かめられるのは心強いでしょう。
最高の特徴であり、最大の弱点
3つのアプリすべてについて、最大の長所が皮肉にも最大の不満でもあります。当初は、ルールを設定すると作業中に頻繁にブラウザを切り替えさせられるのではないかと懸念していました。しかし実際はそうではなく、これらのアプリが介入するのはブラウザ以外のアプリ内のリンクだけです。
つまり、Slackでリンクをクリックしたときにこれらのアプリが活躍します。一方、Chrome内でリンクをクリックした場合は事前設定のルールは適用されず、ブラウザ内のワークフローはそのまま保たれます。
その一方で、この挙動をルールで上書きできる手段があれば理想でした。たとえばNetflixのオリジナル作品を調べていてリンクをクリックしたなら、ルールが設定済みなら直接Safariで開いてほしいところです。残念ながら現時点ではその選択肢はなく、少なくとも実現方法は見つけられていません。
とはいえ、Browser FairyとChoosyの拡張機能のおかげでこの問題はかなり緩和されるため、致命的な不満ではありません。
いくらまで払う価値がある?
MultiBrowser、Browser Fairy、Choosyはいずれも優れたアプリです。実際に試してみて、その有用性を確信しました。しかし、お金を払うに足る価値はあるでしょうか。
MultiBrowserは無料なので判断に迷いませんが、Browser FairyとChoosyは悩ましいところです。まずはChoosyのトライアルを試してみることをおすすめします。これらのアプリが何をしてくれるのかをつかめるはずです。そのうえで、自分のワークフローに合うかどうかを見極めてください。
OS Xのリンク処理をより細かくコントロールするために、あなたは5ドルや10ドルを払いますか?
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