ncsjapi32.exeが引き起こすランタイムエラー(Runtime Error 21)の原因と修正方法
ncsjapi32.exeに関連するランタイムエラーは、Windows VistaをはじめとするWindows環境で頻繁に報告されるトラブルの一つです。エラーの内容はさまざまですが、多くの場合、このファイルがシステムに与える影響によってプログラムが正常に起動できなくなる現象として現れます。
ncsjapi32.exeによる「ランタイムエラー21」の原因とは?
ncsjapi32.exeは、トロイの木馬型ウイルスとしてコンピューターに侵入し、システムにさまざまな問題を引き起こすファイルに関連しています。このファイルが原因で発生するエラーは「ランタイムエラー21」と呼ばれ、通常は以下のようなエラーメッセージが表示されます。
Runtime Error 21 at 00DC49D2 (ncsjapi43.exe)
このエラーは、ウイルスが動作するために必要なncsjapi32.exeファイルをコンピューターが正しく読み込めないことで発生します。このウイルスはFacebook経由で感染が拡大したことで知られており、Facebook上のゲームやアプリケーションを利用した後に感染したという報告が多数寄せられています。以下では、このウイルスを除去するための具体的な方法を紹介します。
ncsjapi32.exeが引き起こすランタイムエラー21を解消する方法
方法1:「Facebookウイルス」を手動で削除する
ランタイムエラー21を手動で修正するには、システム内から該当ファイルをすべて削除する必要があります。一般的なWindows環境では、ncsjapi32.exeウイルスのファイルはC:\Windows\System32\splmフォルダ内に保存されており、主なファイルは以下の通りです。
- Ncsjapi32.exe
- kdbsapi.dll
- imfunit32.dll
PCの安全性を保ち、エラーを解消するためには、これらのファイルをすべて削除する必要があります。手順は以下の通りです。
- PCをセーフモードで再起動します。
- スタートボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択して実行ダイアログを開きます。
- 入力欄にcmdと入力してコマンドプロンプトを起動します。
- 表示された黒い画面にCD "C:\Windows\System32"と入力し、Enterキーを押します。
- 続けてRMDIR splm /Sと入力してEnterキーを押し、感染したsplmフォルダを削除します。
- PCを通常モードで再起動します。
これによりsplmフォルダとその中身がすべて削除されます。ncsjapi32.exeウイルスはこのフォルダにファイルを保存しているため、ウイルスの活動を停止できるはずです。さらに、削除後はレジストリクリーナーを使って、ウイルスが残した設定情報をスキャン・修復することを強くおすすめします。この種のウイルスを駆除した後は、レジストリクリーナーの併用が特に有効です。
方法2:ウイルス対策ソフトで自動的に駆除する
ウイルスの除去は手動でも可能ですが、信頼できるウイルス対策ソフトを利用すれば、より確実かつ簡単に行えます。最新の定義データベースを備えたアンチウイルスツールでシステム全体をスキャンすれば、PC内に潜む感染ファイルを自動的に検出・削除できます。ソフトをダウンロードしてインストールするとスキャンが開始され、感染ファイルが特定された後、自動的に除去されます。
あわせておすすめ:レジストリのクリーンアップ
ウイルスをPCから除去することはセキュリティ維持の基本ですが、多くの駆除方法では、ウイルスが「レジストリ」に残した設定やファイルまで完全には削除できません。これは大きな問題であり、レジストリに不正な設定が残ったままでは、PCがさらなる攻撃に対して無防備な状態になりかねません。「レジストリクリーナー」ツールを使用してレジストリ設定全体をスキャンし、問題を引き起こしている破損した項目を修復することを強くおすすめします。
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