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【解決法】vcomp110.dll が見つからないエラーを修正する方法

「vcomp110.dll が見つかりません」というエラーは、Photoshop、AutoCAD、CorelDRAW、WLXPhotoGallery などのグラフィック系アプリケーションを起動しようとしたときによく発生します。ただし、Windows 用ゲームが起動できずにこのエラーが出るという報告もあります。

また、以下のような別のパターンのエラーメッセージが表示される場合もあります。

C:\Windows\system32\VCOMP110.dll は Windows 上で実行するように設計されていないか、エラーが含まれています。元のインストール メディアを使用してプログラムを再度インストールするか、システム管理者またはソフトウェアのベンダーに問い合わせてください。

調査の結果、このエラーの多くは、エラーが表示されるシステムに Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージまたは Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージがインストールされていないことが原因であることがわかっています。

通常、特定の DirectX 再頒布可能パッケージを必要とするアプリケーションは、インストール時にそのパッケージも一緒に導入します。しかし、外部のウイルス対策ソフトがこのインストールをブロックしてしまうケースがあるため注意が必要です。

vcomp110.dll とは何か?

vcomp110.dll ファイルは、Microsoft DirectX の各種ソフトウェア配布パッケージに含まれる何千もの DLL(ダイナミック リンク ライブラリ)ファイルの一つです。

DLL ファイルにはそれぞれコードが格納されており、Windows の他のプログラムやサードパーティ製アプリケーションがそれらを呼び出して機能を借用できるようになっています。複数のプログラムが同じ DLL ファイルを同時に共有できるため、システムリソースの利用効率が非常に高くなります。

この vcomp110.dll は、Windows の初期インストール時や Windows Update(WU)で導入される標準の DirectX パッケージには含まれていません。そのため、対応する Visual C++ 再頒布可能パッケージが入っていない環境では「ファイルが見つからない」エラーが発生します。

警告: 「公式チャンネルより手軽で安全」と謳う DLL ダウンロードサイトから単体の vcomp110.dll ファイルをダウンロードしないでください。DLL ファイルだけをコピーしても、欠けている DirectX 再領布パッケージに関連する別のエラーが発生する可能性が高いです。さらに悪いことに、セキュリティ研究者の中には、個別にホストされている一部の DLL ファイルに悪意のあるコードが仕込まれており、システムを将来の感染に対して脆弱な状態にするように設計されていることを発見した例もあります。「ワンクリックで DLL エラーをすべて修復」といった有料ツールにも注意しましょう。

「vcomp110.dll が見つからない」エラーの修正方法

現在この問題に悩まされている場合は、必ず公式の提供元からファイルを入手することを強くお勧めします。以下の手順に従えば、追加の問題を引き起こすことなく 「vcomp110.dll が見つからない」エラーを解決できる可能性が高いです。

同じエラーメッセージに悩まされた大多数のユーザーにとって、以下の2つの方法が有効であることが確認されています。問題が解決するまで、順番に試してみてください。

方法1:不足している Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする

vcomp110.dll が見つからない」エラーに遭遇したほとんどのユーザーは、2つの簡単なインストールだけで問題を解決しています。この方法では、vcomp110.dll およびグラフィック系アプリケーションがよく使うその他のファイルを含む Visual C++ 再頒布可能パッケージを2つインストールします。手順は以下の通りです。

  1. まず、Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージをダウンロードします。OS のアーキテクチャに応じて、32 ビット版または 64 ビット版の適切なリンクから入手してください。ダウンロードした vcredist インストーラーを開き、画面の指示に従ってオプションの DirectX パッケージをシステムにインストールします。

    注意: インストーラーに「既にインストールされています」と表示された場合は、代わりに「修復」ボタンをクリックしてください。これにより、vcomp110.dll ファイルの破損などの潜在的な問題が修正されます。
  2. インストールが完了したら、プロセスを完了させるためにシステムを再起動します。
  3. 次に、Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージ for Visual Studio 2012 Update 4 を Microsoft の公式サイトからダウンロードします。「ダウンロード」ボタンをクリックし、インストーラーを開いて画面の指示に従ってインストールしてください。これにより、サードパーティ製アプリケーションが必要とするオプションの DirectX ファイルがすべて揃います。

    注意: インストーラーに「既にインストールされています」と表示された場合は、「修復」ボタンをクリックして、破損したファイルが確実に置き換えられるようにしてください。

方法2:VCOMP110.dll を削除または名前変更してから入れ替える

方法1で問題が解決しなかった場合や、Visual C++ パッケージのインストール中に別のエラーが発生した場合は、vcomp110.dll ファイル自体に破損などの問題が潜んでいる可能性があります。

同様の状況にあった他のユーザーは、vcomp110.dll ファイルを手動で削除するか、拡張子の末尾に「.old」を付けて名前変更することでこの問題を回避できました。破損したファイルを処理した後は、不足している Visual C++ パッケージを正常にインストールできるようになります。以下に手順をまとめます。

注意: Windows プログラムやサードパーティ製アプリケーションが vcomp110.dll ファイルを呼び出す場所は2か所あります。この方法を成功させるには、両方の場所を処理する必要があります。

  1. C:\Windows\SysWOW64 フォルダーに移動し、検索機能を使って vcomp110.dll を探すか、手動でスクロールして見つけます。ファイルを見つけたら右クリックして「削除」を選択し、システムから取り除きます。

    注意: ファイルが削除できない場合は、右クリックして「名前の変更」を選択し、拡張子の直後に「.old」を付け加えてください。こうすると OS はこのファイルを古いバージョンとして無視するようになり、後で再頒布可能パッケージ経由で新しいコピーを導入できるようになります。
  2. 最初の場所の処理が終わったら、今度は C:\Windows\System32 フォルダーに移動し、検索機能で vcomp110.dll ファイルを探すか、手動でスクロールして見つけます。先ほどと同様に、まず削除を試み、失敗した場合は「.old」拡張子を付けて名前を変更してください。
  3. 2か所目の vcomp110.dll の処理が完了したら、新しいコピーに入れ替えます。以下の2つの Visual C++ パッケージを Microsoft 公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

    Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ
    Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージ for Visual Studio 2012 Update 4
  4. 最後に再起動を行います。次回の再起動後には 「vcomp110.dll が見つからない」エラーは解消されているはずです。
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