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psqlの「サーバーに接続できませんでした:そのようなファイルやディレクトリはありません」エラーを解決する方法

PostgreSQLは「最も先進的なオープンソースデータベースプラットフォーム」を自称しており、Debian Linuxにはそれをさらに強化する多数のパッケージが用意されています。Ubuntu Serverや各種Ubuntu派生ディストリビューションもDebianのコアをベースとしているため、PostgreSQL向けのパッケージが豊富に揃っています。しかし、こうした高度な構成ゆえに、「could not connect to server(サーバーに接続できませんでした)」や「no such file or directory(そのようなファイルやディレクトリはありません)」といった警告が表示されたときは、特に厄介に感じられるものです。

幸い、このエラーの原因は多くの場合シンプルで、PostgreSQLが「postgres」という名前のユーザーに特定のディレクトリの所有権を求めていることが引き起こす権限問題です。いくつかの基本的な診断手順を踏んだうえで、簡単なコマンドライン操作だけでほぼ瞬時に解消できます。

PostgreSQLの「サーバーに接続できません」エラーの解決手順

まずは、PostgreSQLサービスを手動で再起動してみてください。これだけで問題が解決することもありますし、仮に解決しなくても、今後の調査に役立つエラーメッセージを取得できます。通常は、postgresユーザーとしてpsqlコマンドを実行すればサービスを再起動できます。

1. エラー内容を確認する

再起動で問題が解決しない場合は、「psql: could not connect to server: No such file or directory」というメッセージが表示されることがあります。これは権限関連のトラブルが発生しているサインです。このエラーが出た場合は、追加の情報も一緒に出力されます。

2. サービスの状態をチェックする

エラーメッセージが確認できたら、モジュールが正しく読み込まれているかをサービス状態でチェックしましょう。「Loaded: loaded (/lib/systemd/system/postgresql.service; enabled)」と表示されていれば、サービスは正常に稼働しています。念のためsudo service postgresql restartを実行して簡易的な再起動を試すのも良いでしょう。大抵の場合は状況は変わりませんが、試す価値はあります。

3. PostgreSQLのログを確認する

再起動でも改善しない場合は、PostgreSQLのログファイルを開いてエラーを探します。パッケージに関するエラーが見つかった場合は、SQLモジュールが不足している可能性があります(これはあまり一般的な原因ではありませんが、確認しておいて損はありません)。しかし実際には、次のような警告を目にすることが多いはずです。

「Permissions should be u=rwx (0700)」および「data directory "/var/lib/postgresql/9.6/main" has group or world access」。バージョン番号は実行中のSQLサーバーのバージョンによって異なる場合があります。

これは、Debian系ディストリビューションではセキュリティ上の理由から、postgresユーザーとグループがこれらのディレクトリを0700権限で管理し、ファイルはすべて0600権限で保護することを想定しているためです。

4. 権限を修正するコマンドを実行する

修正方法は簡単で、ターミナルで以下のコマンドを実行するだけです。

sudo chown -R postgres:postgres /var/lib/postgresql/9.6/ && sudo chmod -R u=rwX,go= /var/lib/postgresql/9.6/

ここで重要な注意点があります。2つ目のコマンドの「X」は大文字である必要があり、通常よく使われる小文字の「x」ではありません。これは、ファイル権限オプションを意図したとおりに設定するために必要な指定方法だからです。

この操作にはroot権限が必要ですが、sudoを付けて実行すれば、一般ユーザーでも適切な権限で処理できます。Ubuntuやその派生Linuxではrootアカウントがロックされているため、必ずこの方法で実行するようにしてください。

5. サービスを再起動して完了

コマンドの実行が完了したら、sudo service postgresql restartで再度サービスを再起動します。今度はエラーが発生せず、正常に接続できるはずです。ログを確認しても、権限に関する警告は消えていることがわかります。

再発防止のポイント

このエラーはかなり特殊な条件が重なったときに発生するものなので、一度修正してしまえば、PostgreSQLのディレクトリに対して手動で権限操作を行わない限り、再び遭遇することはまずありません。そもそも今回の問題を修正する場合を除き、これらのディレクトリの権限を手動で変更する必要性自体がほとんどないはずです。


著者について

psqlの「サーバーに接続できませんでした:そのようなファイルやディレクトリはありません」エラーを解決する方法

Kevin Arrows(ケビン・アローズ)

Kevin Arrowsは、10年以上の業界経験を持つ highly experienced なテクノロジースペシャリストです。Microsoft認定技術スペシャリスト(MCTS)の資格を保有し、最新の技術動向への深い情熱を持っています。ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、クラウドコンピューティングなど幅広い技術トピックについて執筆活動を行っており、複雑な技術的概念を分かりやすく簡潔に説明する能力で高く評価されています。業界内でもその貢献は広く認められ、同業者からの信頼も厚い存在です。

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