Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

Microsoftアカウント不要!「OfflineInsiderEnroll」でWindows 10 Insiderプログラムに参加する方法

Windows Insiderビルドは開発途中のビルドであるため、バグや未実装の機能など、さまざまな問題が含まれている可能性があります。通常、Insiderプログラムへの参加にはMicrosoftアカウントが必要で、登録時にそのアカウントでのサインインを求められます。しかし、OfflineInsiderEnrollスクリプトを使用すれば、Microsoftアカウントを持たないローカルアカウントのままでも、Windows 10 Insiderプログラムに参加することが可能です。本記事では、その具体的な手順と仕組みを詳しく解説します。

Microsoftアカウント不要!「OfflineInsiderEnroll」でWindows 10 Insiderプログラムに参加する方法

OfflineInsiderEnrollスクリプトとは

OfflineInsiderEnrollは、実行したPCをローカルアカウントのままWindows Insiderプログラムへ登録できるシンプルなスクリプトです。GitHubのプロジェクトページでは、その仕組みについて次のように説明されています。

このスクリプトは、非公開(undocumented)のTestFlagsレジストリ値を利用しています。この値を0x20に設定すると、オンラインのWindows Insiderサービスへのアクセスがすべて無効化されます。これにより、サービスとの通信によって設定が上書きされることなく、独自のWindows Insider Preview構成を行えます。さらに、Windows Updateはマシンが実際にプログラムへ登録されているかどうかを確認しないため、レジストリに適切な値を設定するだけで、Insider Previewビルドが提供されるようになります。

参加前の前提条件

スクリプトを実行する前に、システムのテレメトリ設定を「フル(Full)」に変更しておく必要があります。これはWindows Insiderビルドを受け取るための必須要件です。テレメトリの設定は、「設定」→「プライバシー」→「診断&フィードバック」から変更できます。

MicrosoftアカウントなしでInsiderプログラムに参加する手順

OfflineInsiderEnrollスクリプトを使ってWindows 10 Insiderプログラムに参加するには、以下の手順に従ってください。

  • まず、プロジェクトのGitHubページから最新版のスクリプトをダウンロードします。実行前に、メモ帳などのプレーンテキストエディタでソースコードの中身を確認しておくと、より安全に利用できます。
  • 拡張子.cmdのファイルを右クリックし、管理者として実行を選択して昇格された権限で実行します。管理者権限で実行しない場合、「操作には昇格が必要です」といったエラーメッセージが表示されるので注意してください。
  • スクリプトを実行すると、切り替え可能なWindows Insiderプログラムのチャネル一覧が表示されます。参加したいチャネルに対応する英字キーを押して選択し、Enterキーを押します。
  • そのPCが過去に一度もInsiderプログラムへ参加したことがない場合は、Microsoft Flight Signingを有効化するために再起動を求められます。これもInsiderプログラム参加のための必須要件のひとつです。
  • 以上の作業が完了すると、Windows Update経由でInsiderビルドが提供されるようになります。

以上で手順は完了です。あとはWindows Updateを確認すれば、選択したチャネルのInsider Previewビルドが配信されます。なお、Insiderビルドは開発用の不安定なビルドであるため、導入前に重要なデータのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。

Microsoftアカウント不要!「OfflineInsiderEnroll」でWindows 10 Insiderプログラムに参加する方法

  1. Windows 10でWindows Insider Programに参加・脱退する方法を徹底解説

    Windows Insider Programは、開発者が正式リリース前の新機能や改善点にいち早くアクセスし、フィードバックを提供できるように設計されたプログラムです。ユーザーからのフィードバックは、Windows OSの品質向上に活かされます。 Insider Programには、準備状況に応じて「Fast」「Slow」「Release Preview」の3つのリング(段階)が用意されています。Fastリングは、新機能が利用可能になり次第すぐにテストしたい方向けのレベルです。ただし、このレベルで提供されるプレビュービルドには、重要なバグや問題が含まれている場合があるため注意が必要です。 Sl

  2. MicrosoftアカウントなしでWindows 11をセットアップする方法|ローカルアカウント作成の手順を解説

    Windows 11では多くの変更が導入されましたが、中核となる機能の多くは従来のまま残されています。そのひとつが、Home版を搭載したデバイスのセットアップ時にMicrosoftアカウントが必要になるという要件です。今後はWindows 11 Proにも同様の要件が適用される予定です。 多くの人にとって、Microsoftアカウントでのサインインや新規作成は理にかなっています。Microsoft 365やOfficeアプリからOneDrive、Outlookまで、Microsoftの人気ソフトウェア群をつなぐハブとして機能するからです。 しかし、これらを一切利用しない人にとっては、Windo