Windows 11/10のコマンドプロンプトで四則演算を実行する方法
Windows 11/10のコマンドプロンプトには、実は簡易的な電卓機能が備わっています。特別なツールを追加でインストールすることなく、コマンドプロンプト上で四則演算(加算・減算・乗算・除算)を実行でき、2つ以上の数値を使った計算にも対応しています。各演算には非常にシンプルなコマンドが用意されています。
Windows 11/10には、標準・プログラマー・関数電卓など各種モードを備えた「電卓」アプリが標準搭載されていますが、小数点を含まない基本的な計算を手軽にコマンドプロンプトで済ませたい方にとっては、この方法がとても便利です。
コマンドプロンプトで四則演算を実行する手順
まず、Windowsの検索ボックス、または「ファイル名を指定して実行」(Win + Rキー)からコマンドプロンプトを起動します。その後、以下のコマンドを順に試してみましょう。
1. 加算(足し算)
2つ以上の数値を加算するコマンドは次のとおりです。
set /a num1+num2+num3
num1、num2などを実際の数値(5や10など)に置き換えてEnterキーを押すと、計算結果がその場で表示されます。
また、結果を変数に格納する形式で実行することもできます。
set /a result=num1+num2+num3
こちらも同様に、実際の数値に置き換えて実行すると加算結果が表示されます。
2. 除算(割り算)
除算を行うコマンドは以下のとおりです。
set /a num1/num2
なお、コマンドプロンプトでの除算は整数として処理され、小数点以下は切り捨てられる点に注意してください。
乗算と除算を組み合わせて、一度に実行することも可能です。
set /a result=num1*num2/num3
コマンドを実行すると、計算結果が出力されます。
3. 減算(引き算)
減算のコマンドも非常にシンプルで、2つ以上の数値に対応しています。
set /a num1-num2-num3
実際の数値を入力して実行すれば、すぐに結果が確認できます。
さらに、減算を加算・乗算・除算と組み合わせて、一括で実行することもできます。
set /a num1+num2-num3*num4/num6
4. 乗算(掛け算)
コマンドプロンプトで乗算を行う場合は、次のコマンドを使用します。
set /a num1*num2*num3
こちらも、結果を変数に格納する形式で実行できます。
set /a result=num1*num2
乗算も加算・減算・除算と自由に組み合わせられます。数値を適宜入力するだけで、複雑な式でも一発で計算結果が得られます。
このように、「set /a」コマンドを使えば、コマンドプロンプトだけで簡単に四則演算を実行できます。電卓アプリを開くまでもないちょっとした計算に、ぜひ活用してみてください。
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