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Windows 10でChromeのコンポーネント(chrome://components)を更新する方法

Chromeコンポーネントの概要

Google Chromeは、アップデートが配信されればアプリ本体を簡単に更新できます。しかし、Chromeを最新バージョンにアップデートしても、内部の各コンポーネント(chrome://components)が新しいChromeに合わせて自動的にダウンロードされないことがあります。

たとえば、Widevine Content Decryption Module(WidevineCDM)が古いままだと、NetflixなどのDRM保護された動画サービスでエラーが発生し、コンテンツが視聴できなくなることがあります。このような場合は、該当するコンポーネントを個別に更新する必要があります。

そのため、Chrome本体の更新に加えて、chrome://componentsページからWidevineCDM、CRLSet、Recovery、File Type Policies、Signed Tree Headsなどの各コンポーネントも随時更新することをおすすめします。

Windows 10のchrome://componentsとは?

Google Chromeのコンポーネントとは、Chromeが正常に動作するために欠かせない内部モジュール群のことです。WidevineCDM、CRLSet、Recovery、File Type Policies、Signed Tree Heads、MEI Preload、SSL Error Assistantなどが含まれ、それぞれがChrome内でさまざまな処理を担い、ブラウジングの利便性を支えています。

ここで、主なコンポーネントの役割を詳しく見ていきましょう。

1. Adobe Flash Player

ブラウザ上で動画や音声を再生するために使われてきたプラグインです。かつてはChromeに内蔵されていましたが、Flash Playerは2020年12月31日にサポートが終了(EOL)しており、Chrome 88以降では削除されています。そのため、現在のChromeではこのコンポーネントは表示されません。

2. WidevineCDM(Widevine Content Decryption Module)

DRM(デジタル著作権管理)で保護されたHTML5動画・音声の再生を担当するモジュールです。このコンポーネントが不足していたり古かったりすると、Netflixで「エラーコード M7357-1003」が表示され、動画が視聴できなくなります。

3. Recovery

Chromeのインストール状態を修復したり、アップデートのインストールを行ったりするために使用されるコンポーネントです。

4. SwiftShader

ソフトウェアベースの3Dレンダラーで、GPUが利用できない環境でもCSS 3Dなどの描画を可能にします。

各コンポーネントの役割がわかったところで、実際にChromeコンポーネントを更新して、新機能を活用したり、動画が再生されないといったトラブルを解決したりしましょう。

Chromeでchrome://componentsを更新する方法

コンポーネントを更新したい場合は、まずchrome://componentsページにアクセスして、最新バージョンをダウンロードするのが基本の手順です。Netflixが動作しないエラーを修正したい場合などは、以下の手順に従ってください。

  1. デスクトップからGoogle Chromeを起動します。
  2. アドレスバーにchrome://componentsと入力し、Enterキーを押します。※「chrome//components」「chrome:components」「chrome/components」のような入力ミスをすると正しいページが開かないので注意してください。
  3. 更新したいコンポーネントを見つけ、「更新を確認」をクリックして個別に更新します。多くの場合、Widevine Content Decryption Moduleの更新を確認しておけばOKです。他のコンポーネントも同じ手順で更新できます。

WidevineCDMが正常に更新されれば、NetflixのエラーM7357-1003や動画再生の不具合は解消されるはずです。

逆に、「更新を確認」を押してもコンポーネントが更新されない場合は、何らかの要因で更新が妨げられています。その際は、Chrome本体をアップデートすることでコンポーネントも一緒に更新できるため、次に紹介する方法を試してみてください。

Google Chrome本体を更新してコンポーネントを更新する方法

Chromeを最新バージョンに更新すると、Widevine Content Decryption Moduleなどの各コンポーネントも一緒に更新されます。この方法なら、ChromeのCPU使用率が高い問題や、WidevineCDMが更新されないトラブルなどもまとめて解決できることがあります。

なお、FirefoxやMicrosoft Edgeなど他のブラウザでも同様に、ブラウザ自体を更新することでプラグイン関連の不具合が解消される場合があります。

最も手軽なのは、Chrome自身の設定画面からアップデートを確認する方法です。以下の手順で行いましょう。

  1. デスクトップのGoogle Chromeをダブルクリックして起動します。
  2. アドレスバーにchrome://settings/helpと入力し、Enterキーを押します(旧アドレスのchrome://chromeにアクセスしてもこのページへ移動します)。
  3. 「Chromeについて」ページが開くと自動的にアップデートの確認が始まります。アップデートがある場合は、ダウンロード完了後に「再起動」ボタンが表示されるので、クリックしてChromeを再起動します。

すでに最新バージョンの場合は、「更新を確認」の代わりに「Chromeは最新です」と表示されます。

再起動後の新しいChromeでは、Chromeが更新されない問題やNetflixが視聴できない問題が解消されているはずです。

それでも特定のコンポーネントにエラーが残る場合(Widevine Content Decryption Moduleが見つからない等)は、最新のChromeで改めてchrome://componentsページを開き、該当コンポーネントの「更新を確認」をもう一度実行してみてください。

まとめ

chrome://componentsの更新は、新機能を利用したいときにも、さまざまなChromeの不具合を解決したいときにも有効な手段です。本記事で紹介した手順を実践すれば、コンポーネントが更新されない問題やNetflixのエラーも解消できるでしょう。

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