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WhatsAppがプライバシー重視を強調――Signal・Telegramへのユーザー流出を食い止められるか

SignalやTelegramへ数百万規模のユーザーが流出する中、WhatsAppは週末に一連の「ステータス」投稿を行い、プライバシーが依然として自社の最優先事項であることをユーザーに訴えかけました。

WhatsAppはユーザーの引き留めを図る

The Vergeによると、WhatsAppは公式アカウントでステータスメッセージを投稿し、プライバシーページへのリンクを添えていました。

WhatsAppのステータス機能は、Snapchat、Facebook、Instagramのストーリーとよく似ています。縦型の写真や動画を24時間表示した後、自動的に消える仕組みです。

米国と英国のユーザーがこのステータス更新を目にし始めたのはごく最近ですが、インドのユーザーは以前から表示されていました。

なぜインドで先に表示されたのかについて公式な説明はありませんが、約2週間前にWhatsAppのCEOウィル・カスカート(Will Cathcart)がインドIT省から受け取ったメールが関係していると推測されています。

WhatsAppのプライバシーポリシー変更とは

2021年1月第1週、WhatsAppはプライバシーポリシーと利用規約の変更を発表しました。それによると、2021年2月8日以降もメッセージングサービスを利用するには、データをFacebookと共有することに同意する必要があり、同意しない場合はアカウントが停止または削除される可能性があるとのことでした。

この発表は、MessengerとInstagram Directの統合からわずか数ヶ月後の出来事でした。実際、2019年の時点でFacebook創業者兼CEOのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が、Facebook、Instagram、WhatsAppの3サービス統合を計画していると噂されていたため、驚きには値しません。

しかし、事前に多くの兆候があったにもかかわらず、この発表は多くのユーザーの反発を招きました。

最終的にWhatsAppは、プライバシーポリシーの更新を2月から5月へ延期することを決定。「誤った情報が拡散し懸念を生んでいるため、当社の理念と事実をすべての方に理解してほしい」と述べています。

5月の更新後もメッセージは引き続き暗号化され、アプリ内でビジネスを行うユーザー向けに新機能も追加される予定です。ただし、Facebookやその他のサードパーティサービスは、IPアドレス、電話番号、モバイル端末情報などに引き続きアクセス可能となります。

つまり、ユーザーには新しいプライバシーポリシーを確認・見直す時間が与えられただけとも言えます。変更はいずれ施行されますが、アプリを乗り換えるかどうかを判断するために、あと3ヶ月の猶予ができた形です。

今さら挽回できるのか?

Messenger、Instagram、WhatsAppのメッセージを将来的に一箇所で確認したいのであれば、ある程度のプライバシー犠牲は避けられないようです。

WhatsAppが新しいアップデートの内容を明確に説明しても、その努力は無駄になってしまうかもしれません。すでに相当数のユーザーが、SignalやTelegramといった競合サービスへの移行を試みているからです。

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