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Windowsのホストされたネットワークを無効化・変更する方法|セキュリティ設定とトラブル対処法を徹底解説

ホストされたネットワーク(Hosted Network)とは?

ホストされたネットワークは、Windows 7で初めて導入された機能で、Windows 8、Windows 10、Windows Server 2012、およびワイヤレスLANサービスが有効なWindows Server 2008 R2でもサポートされています。この機能を利用すると、スマートフォンのテザリングのように、追加ソフトウェアなしでPCを仮想Wi-Fiアクセスポイント(ホットスポット)として動作させることが可能です。

技術的には、ソフトウェアベースの仮想ワイヤレスアダプターによるアクセスポイント(AP)機能と、ワイヤレスステーション機能の2つで構成されています。

ホストされたネットワークがサポートされているか確認する方法

お使いのPCがこの機能に対応しているかは、以下の手順で簡単に確認できます。

  1. スタートメニューで「cmd」と検索し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    netsh wlan show drivers

表示された一覧の中に「ホストされたネットワークがサポートしている:はい/いいえ」という項目があります。「はい」なら対応、「いいえ」なら非対応です。

ホストされたネットワークを無効化(削除)する方法

稼働中のホストされたネットワークを停止したい場合は、コマンドプロンプト(管理者)で以下のコマンドを実行します。

netsh wlan stop hostednetwork

さらに、機能自体を完全に無効化するには、次のコマンドを使用します。

netsh wlan set hostednetwork mode=disallow

その後、デバイスマネージャー(devmgmt.msc)を開いて仮想アダプターの状態を確認し、OKをクリックします。設定を確実に反映させるため、PCの再起動を行いましょう。

「ホストされたネットワークがサポートされていない」場合の対処法

確認コマンドで「いいえ」と表示される、またはエラーが出る場合は、以下の解決策を順に試してみてください。

  1. Wi-Fiが有効になっているか確認する — 機内モードがオフになっているか、Wi-Fiアダプターが有効かをチェックします。
  2. 仮想ネットワークアダプターを有効化する — デバイスマネージャーで「Microsoft Hosted Network Virtual Adapter」が無効になっていないか確認し、無効なら右クリックして有効化します。
  3. 電源管理オプションを変更する — アダプターのプロパティにある「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。
  4. 共有設定を有効にする — ネットワーク接続のプロパティでインターネット接続共有(ICS)が正しく設定されているか確認します。
  5. ドライバーを最新版に更新する — ワイヤレスアダプターのドライバーが古い、または対応していない可能性があります。PCメーカーやアダプターメーカーの公式サイトから最新ドライバーを入手して更新しましょう。

なお、無線アダプターのハードウェア自体がホストされたネットワークに非対応の場合、ドライバーを更新しても解決できません。その場合は市販のWi-Fiルーターを利用するか、サードパーティ製の仮想ルーターソフトウェアを検討してください。

ホストされたネットワークのパスワード(SSID・キー)を変更する方法

Win + Xキーを押してパワーユーザーメニューを開き、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。次のコマンドでネットワーク名とパスワードを設定・変更できます。

netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=任意のネットワーク名 key=任意のパスワード

「ssid=」の後にお好みのネットワーク名、「key=」の後に新しいパスワードを半角英数字で入力してください。

保存済みWi-Fiのパスワードを確認する方法

コマンドプロンプトで確認する

  1. スタートメニューで「cmd」と検索し、最初の結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. 以下のコマンドで、これまで接続したことのあるWi-Fiプロファイルの一覧を表示します。
    netsh wlan show profile
  3. パスワードを調べたいネットワーク名を指定して実行します。
    netsh wlan show profile name="ネットワーク名" key=clear

結果の中の「キーの内容」欄に、そのネットワークのパスワードが表示されます。

レジストリから確認する

ホストされたネットワークの設定情報は、Windowsレジストリにも保存されています。スタートメニューで「regedit」と検索してEnterキーを押すと、レジストリエディターを管理者権限で開けます。該当するキーをたどることで、パスワードが格納されている場所を確認できます。ただし、レジストリの誤操作はシステム不具合につながる恐れがあるため、編集前に必ずバックアップを取ってください。

ホストされたネットワークを起動する方法

コマンドプロンプト(管理者)で、以下のコマンドを順番に実行します。

netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=Your_SSID key=Your_Passphrase
netsh wlan start hostednetwork

これで仮想アクセスポイントが起動し、スマートフォンやタブレットなど他のデバイスからインターネットへ接続できるようになります。

まとめ

ホストされたネットワークは手軽にPCをWi-Fiスポット化できる便利な機能ですが、使用しない期間はセキュリティリスクを避けるため「mode=disallow」で無効化しておくのが安心です。また、「サポートされていない」と表示された場合は、ドライバーの更新やアダプター設定の見直しで改善できることが多いので、本記事の手順を参考にぜひ試してみてください。

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