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メール添付ファイルでブロックされるファイル形式とは?セキュリティ対策とトラブル解決ガイド

メール添付ファイルにはサイズと形式の制限がある

メールプロバイダーや企業のネットワークセキュリティは、添付ファイルのサイズと種類に制限を設けています。添付ファイルを送信できない理由はさまざまですが、最も多いのはファイルサイズの超過です。許容される上限はサービスによって異なり、10MB前後まで許可するものもあれば、1〜2MB程度しか認めないものもあります。

ブロック対象となる標準的なファイル形式

ネットワークセキュリティでは、マルウェア感染のリスクが高い拡張子をメール添付から遮断するのが一般的です。代表的なブロック対象は以下の通りです。

  • 実行ファイル:.exe、.com
  • ダイナミックリンクライブラリ:.dll
  • スクリプトファイル:.vbs、.js
  • 圧縮ファイル:.lzh、.zip、.rar
  • ディスクイメージ:.iso
  • マクロ有効なOffice文書:.docm、.xlsm

特に危険なファイル形式とは

Windowsの実行ファイル(.exe)や.comファイルはウイルスを含む可能性があり、.dllも同様に危険です。Visual Basicで書かれたスクリプトファイル(.vbs)も要注意です。さらに、物理ディスクの中身を丸ごとデジタル化した.isoファイル、インストーラー、圧縮ファイル、そしてWordやExcelなどのMicrosoft Office文書も、マクロを通じてマルウェアを仕込まれることがあります。

絶対に開いてはいけないファイル

「heythere.doc.pif」のように拡張子が二重になっているファイルは、悪意のあるコードを含んでいる可能性が極めて高いため、決して開かないでください。一見すると普通の文書ファイルに見えても、実際には実行ファイルであるケースがあります。送信元が不明なメールの添付ファイルは、拡張子にかかわらず慎重に扱いましょう。

Outlookでブロックされた添付ファイルを開く方法

Outlookにブロックされた添付ファイルへアクセスするには、次の方法が有効です。

  1. ファイル共有サービス経由で受け取る
  2. 送信者にファイル圧縮ユーティリティで圧縮して送り直してもらう
  3. ファイル名と拡張子を変更してもらってから送信してもらう
  4. Exchangeサーバーの管理者に依頼して、セキュリティ設定を変更してもらう

添付ファイルが開けない・送れないときの対処法

ファイル形式が認識されない場合

パソコンがそのファイル形式を認識できず、添付ファイルが開けないことはよくあります。よく使う形式であっても、対応するプログラムやビューアーがパソコンにインストールされているか確認してください。

Outlookで添付ファイルが開けない場合

アドインが原因のことがあります。「ファイル」→「オプション」→「アドイン」を開き、すべてのアドインを無効化してOKをクリックします。その後、Outlookを再起動して添付ファイルを開けるか試してください。

Gmailで添付できない場合

ブラウザのキャッシュ削除や、別のブラウザでの試用を検討しましょう。設定画面の「全般」タブから添付に関する設定を見直すのも有効です。

写真を送れない場合

多くの場合、ファイルサイズがISP(インターネット接続業者)から割り当てられた容量制限を超えていることが原因です。細部の多い画像や非圧縮画像はサイズが大きくなるため、送信前に圧縮するか、ファイル共有サービスを利用しましょう。

Macでファイルを添付できない場合

Safariメニューから「環境設定」→「プライバシー」を開き、「ウェブサイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックを外します。その後Safariを再起動すると、ファイル添付の問題が解消されることがあります。

ファイルブロッキングとは何か

ファイアウォールなどの「ファイルブロッキングプロファイル」機能を使うと、特定の種類のファイルの送受信をブロックまたは監視できます。社内ネットワークでは、脅威をもたらすことが知られているファイルや、アップロード・ダウンロードする業務上の合理的な理由がないファイルをブロックするのが一般的です。

メール添付ファイルがもたらすリスク

  • ランサムウェア:被害者のデータを暗号化し、復元と引き換えに金銭を要求するマルウェア。恐喝や身代金要求によく使われます。
  • フィッシング詐欺:偽のリンクや添付ファイルで個人情報を盗み取る手口です。
  • キーロガー:キーボード入力を密かに記録し、パスワードやクレジットカード情報を窃取します。
  • ゼロデイ攻撃:修正プログラムがまだ存在しない脆弱性を突く、非常に危険な攻撃です。

最も安全な添付ファイル形式

添付ファイルは、実行型ではなく純粋なデータ型のファイルである方が安全です。MP3やWAVなどの音声ファイル、JPEGやPNGなどの画像ファイルは、コードを実行しないため比較的リスクが低いとされています。

マルウェアを含みやすい添付ファイル

セキュリティソリューション企業F-Secure(本社:フィンランド・ヘルシンキ)の調査によると、悪意のあるメールの83%がDOC、XLS、PDF形式のファイルを添付しています。これらはビジネスで日常的に使われる形式だからこそ油断が生じやすく、開く前に必ず送信元のメールアドレスを確認しましょう。

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