Wi-Fiのネットワークセキュリティタイプ(WEP・WPA・WPA2)を確認する方法を徹底解説
自宅や職場のWi-Fiがどのセキュリティ方式(WEP・WPA・WPA2)で保護されているのかを把握することは、無線ネットワークの安全性を維持するうえで非常に重要です。この記事では、Windowsパソコンやスマートフォンを使ってセキュリティタイプを確認する手順から、WEPとWPAの違い、周波数帯やWi-Fi規格の調べ方まで、わかりやすく解説します。
WindowsでWi-Fiのセキュリティタイプを確認する方法
WPAかWPA2かを見分ける基本の手順
スタートボタンをクリックし、Wi-Fi設定メニューへ移動します。次に、現在接続しているWi-Fiネットワークを選択し、「プロパティ」をクリックしてください。表示された項目の中に「セキュリティの種類」という欄があり、そこにWEP、WPA、WPA2などの表記が現れます。WPA2やWPA3と表示されていれば、そのネットワークは適切に保護されていると判断できます。
パスワードの文字数からWEPかWPAかを判別する
使用しているパスワード(キー)の文字数や形式から、セキュリティ方式を推測することもできます。
- WEP:ちょうど10桁または26桁の16進数、あるいは5文字または13文字のASCII文字
- WPA/WPA2:ちょうど64桁の16進数、または8〜63文字のASCII文字
デバイスマネージャーでアダプター情報を確認する
Windowsのスタート画面から「デバイスマネージャー」を起動します。「ネットワークアダプター」を展開し、搭載されているワイヤレスアダプターをダブルクリックしましょう。「詳細設定」タブを開くと、対応している規格やプロパティの一覧が表示され、Wi-Fiアダプターの種類を詳しく知ることができます。
スマートフォンでセキュリティタイプを確認する方法
スマートフォンでも簡単に確認できます。設定アプリを開き、「Wi-Fi」の設定画面へ移動してください。接続中のネットワーク一覧から自分のWi-Fi名をタップするか、情報ボタン(ⓘ)を押すと、ネットワークの詳細設定が表示されます。その中の「セキュリティ」の項目に、WPA2やWPA3などの種類が記載されています。
WEPとWPAの違いとは?
WEPは「Wired Equivalent Privacy(有線同等プライバシー)」、WPAは「Wi-Fi Protected Access」の略称です。どちらも無線通信を暗号化して保護するためのプロトコルですが、安全性には大きな差があります。
暗号化が一切ない状態に比べれば何らかの暗号化がある方が望ましいものの、WEPはこれらの規格の中で最も脆弱(ぜいじゃく)であり、現在では使用を避けるべきとされています。WPAにはいくつかのバリエーションがありますが、その中でもWPA2(および最新のWPA3)が最も高いセキュリティを提供します。
最も安全なネットワークセキュリティは?
WPA2はWPAよりも強固な暗号化を実現しており、脆弱なWEPとは比べ物にならないほど安全です。ただし、セキュリティの強度は規格だけでなく、パスワードそのものの質にも大きく左右されます。WPAおよびWPA2では最大63文字のパスワードを設定できるため、推測されにくい長く複雑なパスフレーズを使用することが重要です。
Wi-Fiの周波数帯(2.4GHz/5GHz)を確認する方法
接続中のネットワークの帯域をチェック
パソコンでWi-Fiに接続した状態で、タスクバー右下のWi-Fiアイコンをクリックしてネットワークパネルを開きます。対象のネットワークの「プロパティ」を選択し、新しいウィンドウを下にスクロールすると「ネットワーク帯域(Network Band)」という項目があります。ここに「2.4GHz」または「5GHz」と表示されます。
ルーターがデュアルバンド対応かどうかの見分け方
お使いのルーターが2.4GHzと5GHzの両方に対応しているか(デュアルバンドかどうか)は、取扱説明書やメーカーの公式サイトで簡単に確認できます。また、ルーター本体に貼られたラベルや刻印にその旨が記載されているケースもあります。
Wi-Fiチャンネルの変更方法
Wi-Fiが有効になっていることを確認し、変更したい帯域(2.4GHzまたは5GHz)のチャンネル欄の横にある「編集」をクリックします。チャンネル選択フィールドのラジオボタンを選び、希望のチャンネル番号を指定してください。「設定」>「接続」>「Wi-Fi」から変更することもできます。変更後は必ず「設定を保存」を選択しましょう。
SSIDを分けて2.4GHzと5GHzを使い分ける
5GHz帯を完全に無効化しなくても、各周波数帯に割り当てられたSSID(ネットワーク名)を変更すれば、2つの帯域を別々のネットワークとして運用できます。こうすることで、必要に応じて2.4GHz用または5GHz用のWi-Fi名に接続し分けられるようになります。
Wi-Fi規格(802.11n/Wi-Fi 5/Wi-Fi 6)の確認方法
802.11nで接続しているか確認する
コントロールパネルの「ネットワークと共有センター」を開き、青いワイヤレスアイコンをクリックすると、現在のリンク速度を確認できます。さらに「詳細」ボタンを押せば、802.11nや802.11acといった具体的な規格で接続しているかどうかをチェックできます。
Wi-Fi 5かWi-Fi 6かを見分ける
キーボードで「Windowsキー+X」を押し、表示されたメニューから「M」キーを押してデバイスマネージャーを起動します。「ネットワークアダプター」の項目を展開し、「Intel® Wi-Fi 6」や「160MHz」という表記を探してみてください。これらが見つかれば、Wi-Fi 6に対応したアダプターを搭載していることになります。
WEPからWPAへ変更する方法
古いWEP方式を使い続けている場合は、より安全なWPAへの移行をおすすめします。ルーターの管理画面で左側にある「詳細セキュリティ設定」のアイコンをクリックし、ステーションのセキュリティタイプとして「WPA」を選択します。次に、認証方式の欄で「事前共有キー(Pre-Shared Key)」を指定し、任意の形式でWPA暗号化キーを入力して保存すれば完了です。
まとめ
Wi-Fiのセキュリティタイプは、Windowsの「プロパティ」画面やスマートフォンの設定アプリから数ステップで確認できます。もしWEPを使用していることがわかったら、早めにWPA2以上へ切り替えることが大切です。あわせて、推測されにくい強力なパスワードを設定すれば、家庭内の無線ネットワークをより確実に守ることができます。
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