マイクロソフトのセキュリティシールドとは?Windows Defenderの基本と設定方法を徹底解説
マイクロソフトのセキュリティ機能とは
マイクロソフトが提供するセキュリティソフトは、かつて「Microsoft Security Essentials(MSE)」や「Windows Defender」と呼ばれていました。現在は「Microsoft Defender」として統合され、Windows 10以降には標準搭載されています。ウイルス、スパイウェア、ルートキット、トロイの木馬など、さまざまなマルウェアからPCを保護するアンチウイルス機能を備えています。
Microsoft Defenderは無料で使える?
はい、Microsoft DefenderはWindows 10/11に標準搭載されており、追加料金なしで利用できます。別途インストールやダウンロードは不要で、OSを起動するだけで自動的に保護が有効になります。Windows Updateを通じて定期的に最新の定義ファイルが配信されるため、常に最新の状態でマルウェアからPCを守ることができます。
Microsoft Defenderの有効化・無効化方法
リアルタイム保護をオフにする方法
左側のメニューから「ウイルスと脅威の防止」(盾のアイコン)をクリックし、「ウイルスと脅威の防止の設定」を選択します。既定では「リアルタイム保護」がオンになっているため、ここでスイッチをオフに切り替えることで一時的に無効化できます。
Windows Defenderファイアウォールを有効化する方法
タスクバーの「スタート」ボタンをクリックし、「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」の順に進みます。使用するネットワークプロファイルを選択し、Windows Defenderファイアウォールを「オン」に切り替えてください。オフにすれば機能を停止できます。
Windows 10でDefenderを完全に無効化する方法
スタートメニューを開き、「gpedit」と検索してローカルグループポリシーエディターを起動します。「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Microsoft Defenderウイルス対策」の順に移動し、「Microsoft Defenderウイルス対策をオフにする」ポリシーを右クリックして「編集」を選択します。「有効」に設定して「適用」→「OK」をクリックし、PCを再起動すると設定が反映されます。
Defenderを無効化するリスク
Microsoft Defenderファイアウォールを無効にすると、デバイスやネットワークが不正アクセスに対して脆弱になる可能性があります。特定のアプリがブロックされる場合は、ファイアウォール自体を無効にするのではなく、そのアプリを許可リストに追加する方が安全です。Windows Defenderは、Web閲覧や外部ストレージの使用時に遭遇するマルウェアに対する第一の防御層です。安易に無効化するとセキュリティ上のリスクが高まるため、注意が必要です。
Microsoft Defenderで十分な保護は得られる?
Windows Defenderは長年にわたり進化を続けていますが、サードパーティ製の総合セキュリティスイートと比較すると、マルウェア検出率で劣る場合があります。基本的な保護には十分ですが、より高度なセキュリティを求める場合は、評判の良いサードパーティ製アンチウイルスソフトの導入も検討するとよいでしょう。
「セキュリティシールド」にご注意を
実は「Security Shield」と呼ばれるプログラムは、Win32/Winwebsecファミリーに属する不正なソフトウェア(ローグウェア)です。このプログラムは偽の警告を表示し、マルウェアをスキャンしていると装います。そして、これらの存在しない脅威を除去するにはソフトウェアの登録(購入)が必要だとユーザーに告げます。偽のMicrosoftセキュリティ警告が表示された場合は、以下の手順で対処しましょう。
- 正規のセキュリティソフトをインストールする
- 「Microsoft Security Alert」というアドウェアを削除する
- HitmanProなどでマルウェアや不要なプログラムをスキャンする
- Zemana AntiMalware Freeで最終確認を行う
MacにMicrosoft Defenderをインストールする方法
Microsoft 365 Defenderポータルで「設定」→「エンドポイント」→「デバイス管理」→「オンボーディング」に移動し、インストールパッケージとオンボーディングパッケージをダウンロードします。オペレーティングシステムとして「macOS」を、展開方法として「ローカルスクリプト」を選択してください。その後、インストールパッケージのダウンロードリンクをクリックし、wdav形式で保存します。
無料ウイルス対策ソフトの選択肢
Microsoft Defender以外にも、無料で利用できるアンチウイルスソフトは複数あります。
- Kaspersky Security Cloud Free:無料版とは思えないほど充実した機能を備え、多くの評価で最高クラスの無料アンチウイルスとされています。
- Avast Free Antivirus:あらゆる種類のマルウェアからPCを保護し、インターネット上の脅威からも守ります。
なお、複数のアンチウイルスソフトを同時に実行すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
マイクロソフトのセキュリティシールド(Microsoft Defender)は、Windows 10/11に標準搭載された無料のアンチウイルス機能です。追加のインストールは不要で、Windows Updateを通じて常に最新の状態に保たれます。基本的なマルウェア対策として十分な機能を備えていますが、より高度な保護が必要な場合はサードパーティ製ソフトとの比較検討も有効です。また、「Security Shield」という名前の偽セキュリティソフトには十分注意し、正規の手段でPCを保護しましょう。
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