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トンネリングとは?ネットワークセキュリティにおける意味・別名・VPNとの違いを徹底解説

ネットワークセキュリティにおけるトンネリングとは?

トンネリング(Tunneling)とは、ある通信プロトコルで構成されたパケット全体を、別のプロトコルのデータグラム内に包み込んで送信する暗号化技術のことです。この技術により、ネットワーク上の2地点間でデータを安全にやり取りすることが可能になります。「カプセル化」とも呼ばれ、ポートフォワーディングと同義で使われることもあります。

なぜ「トンネリング」と呼ばれるのか

この技術が「トンネリング」と呼ばれるのは、VPNのパケットが宛先(多くの場合はプライベートネットワーク)まで、まるでトンネルを通るように他の通信から隔離されて伝送されるためです。なお、IPsecにはトンネルを形成しない「トランスポートモード」も存在します。また、TLS(Transport Layer Security)もVPNで広く利用されています。

トンネリングとVPNは同じもの?

厳密には、VPNとトンネリングは同じものとして定義されているわけではありません。VPN(Virtual Private Network/仮想プライベートネットワーク)は、インターネットを伝送路として利用し、仮想的な装置によって2つの拠点間にポイントツーポイント接続を実現する技術です。一方、トンネリングは、あるプロトコルのパケットを別のデータグラムやパケット内にカプセル化する手法そのものを指します。つまり、VPNはトンネリングを活用した技術の一つだと言えます。

主要な4つのトンネリングプロトコル

多くのユーザーにとって優れたVPNサービスを選ぶなら、以下のトンネリングプロトコルのうち少なくとも1つに対応していることが望ましいでしょう。

  • PPTP:古くから使われる手軽なプロトコル
  • L2TP/IPsec:L2TPとIPsecを組み合わせた堅牢な方式
  • SSTP:Windows標準対応の高セキュリティ方式
  • OpenVPN:オープンソースで高い信頼性を誇る方式

ネットワークトンネリングの用途

トンネリングは、ネットワーク間でパケットを移動させるための手法で、あるパケットを別のパケットで包み込む「カプセル化」によって実現されます。リモートアクセスや拠点間接続など、幅広い場面で活用されています。

トンネリングがセキュリティ上の問題になる理由

一方で、トンネリングはセキュリティリスクにもなり得ます。ファイアウォール、侵入検知・防御システム(IDS/IPS)、ルーターの制御といったネットワークベースのセキュリティ機器では、トンネリングによる検知回避を防ぐのが難しい場合があります。トンネルが存在する環境で防御機能を維持するには、開発者が受信する各プロトコルに応じた解析機能を追加しなければなりません。

SSTPは安全なプロトコルなのか

SSTP(Secure Socket Tunneling Protocol)は、Windowsオペレーティングシステムでのみ利用できるやや特殊なプロトコルです。しかし、非常に高いセキュリティを備えているため、優れた選択肢となります。さらに固定ポートを使用しないため、ファイアウォールを比較的容易に通過できるのも特徴です。

IPトンネリングの仕組み

IPトンネリングでは、各IPパケットのIPアドレスや、送信元・宛先IPネットワークのアドレス情報が、中継ネットワーク固有の別のパケット形式にカプセル化されます。なお、IPトンネルを遮断したい場合は、コンテンツフィルタリングソフトウェアが必要になります。

TCPトンネリングとは

TCPトンネルとは、エンドホスト間のTCP接続を介してパケットを集約・伝送するネットワーキングプロトコルです。TCPトンネルを使えば、ファイアウォール越しに異なるプロトコルを透過的に転送でき、集約フローの検出・処理における公平性も向上します。

スプリットトンネリング対応のVPN

ExpressVPNのようにスプリットトンネリング機能を備えたVPNがおすすめです。Windows、Android、Mac、さらには無線ネットワークに接続されたルーターでも動作し、VPN経由で使いたいアプリと、通常のネットワークで使うアプリを簡単に振り分けられます。

VPNの上にVPNを重ねることはできる?

はい、VPNを二重に使用すること(VPN over VPN)は可能です。例えば、ルーターごとに異なるVPNを設定し、デバイスごとにもう一つのVPNを使う方法や、デバイス上で最初のVPNを動かし、仮想マシン上で2つ目のVPNを実行する方法があります。

VPNにおけるトンネリングの役割

VPNのトンネリングとは、パソコンやスマートフォンのインターネット接続を暗号化するプロセスです。VPNを利用すれば、別のネットワークへのアクセスが可能になり、IPアドレスを隠蔽し、インターネット閲覧中に発生するすべてのデータを暗号化できます。

VPNトンネリングでデータは守られるのか

トンネリングされたデータはインターネット上で暗号化されるため、他のトラフィックから分離された状態が保たれます。公衆ネットワーク上でメッセージを送信する際も、VPNは機密性(データの漏洩防止)と完全性(データの改ざん防止)の両方を保護します。

ゲーム用語としての「トンネリング」

オンラインゲームの世界でも「トンネリング」という言葉が使われます。非対称対戦ゲームでは、ハンター(キラー)側が特定のサバイバー一人だけを執拗に追跡し、相手が逃げるか倒されるまで他を無視して攻め続けるプレイスタイルを指します。

IDV(Identity V)における「トンネリング」の意味

非対称対戦ゲーム「Identity V」では、ハンターが特定のサバイバー一人に照準を絞り、他のサバイバーをほぼ無視して追い詰める行為を「トンネリング」と呼びます。デコーダー(解読担当)キャラクターに対して行われやすい傾向がありますが、プレイヤー個人的な理由で行われることもあります。

医療分野におけるトンネリング

医療の分野では、「トンネリング創」と呼ばれる傷があります。これは皮膚表面の下に通路が続いている状態の創傷で、トンネルは短いものから長いもの、浅いものから深いもの、曲がりくねったものまで様々です。圧迫潰瘍(床ずれ)の進行した段階(第2期~第4期)で発生することがあります。

まとめ

トンネリングは、ネットワークセキュリティにおいてデータを安全に伝送するための基本技術であり、VPNの中核を担う仕組みです。一方で、悪意のある通信の隠蔽に悪用されるリスクもあるため、防犯対策の観点からも理解しておくことが重要です。また、ゲームや医療など分野によって意味が大きく異なる多義的な言葉でもあるため、文脈に応じて正しく使い分けましょう。

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    ネットワークセキュリティにおけるトンネリングとはトンネリング(tunneling)とは、プライベートネットワーク間の通信データをカプセル化し、インターネットなどの公衆ネットワークを経由して安全に送受信する技術です。「ポートフォワーディング」と呼ばれることもあり、異なるネットワーク間をつなぐ重要な通信手段として広く活用されています。データを一つのネットワークから別のネットワークへ移す方法はいくつかありますが、トンネリングはその中でも特に有効な手段の一つとされています。トンネリングの仕組み:カプセル化とはトンネリングの中核を担うのが「カプセル化(encapsulation)」というプロセスです。こ