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Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

アプリの不具合を解決できないとき、多くの場合はシンプルな「再インストール」で問題が解決します。しかし、この常套手段が使えないアプリがひとつあります。それがMicrosoft Edgeです。EdgeはWindows 10のOSの一部として組み込まれているため、通常の方法ではアンインストールできません。それでもEdgeは動作の遅さ、クラッシュ、その他さまざまなトラブルに見舞われることがあり、そんなときは完全なリセットを行ってクリーンな状態からやり直すのが有効です。

Edgeをアンインストールすることはできませんが、コアとなるデータを手動で削除し、再登録することは可能です。本記事では、Edgeの不具合を解消するためにデータをリセットする2つの方法を紹介します。

注意:どちらの方法でも、パスワードを含むEdgeのデータが削除されます。作業を始める前に、重要なデータのバックアップを必ず作成しておいてください。

まずは閲覧データをクリアしてみる

Edgeを完全にリセットする前に、まずは軽めの対処法で問題が解決しないか試してみましょう。ここでは、Edgeに保存されているすべてのデータをクリアします。手順は次のとおりです。

  1. Edgeのメインメニュー(右上の横並びの3点アイコン)をクリックし、「設定」を選択します。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

  1. 設定画面の「閲覧データのクリア」にある「クリアする内容を選択」ボタンをクリックします。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

初期状態ではいくつかの項目しか表示されていませんが、「さらに表示」をクリックすると、削除できる項目がすべて表示されます。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

  1. すべての項目にチェックを入れ、画面下部の「クリア」ボタンをクリックして、選択したデータを一括削除します。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

削除が完了したらブラウザを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。それでも改善しない場合は、次に紹介する「完全リセット」の方法に進みましょう。

Microsoft Edgeを完全にリセットする

上記の方法でうまくいかなかった場合は、Edgeを完全にリセットする必要があるかもしれません。この方法では、まずEdgeのアプリパッケージを手動で削除し、その後PowerShellのコマンドを使って再インストール(再登録)します。

注意:作業前に重要なファイルのバックアップを取り、システムの復元ポイントを作成しておきましょう。万が一作業中に問題が発生しても、正常に動作していた状態へ簡単に戻せるようになります。

手順1:Edgeのアプリパッケージを削除する

まず、Edgeが起動している場合は終了します。続いて、ファイルエクスプローラーのアドレスバーに以下のパスを入力して、該当フォルダへ移動してください。

C:\Users\YourUserName\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe

※「YourUserName」はご自身の実際のアカウント名に置き換えてください。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

フォルダ内のすべてのフォルダを選択し、右クリックメニューの「削除」で削除していきます。途中で「続行」や「スキップ」を求められたら、その指示に従ってください。なお、「AC」フォルダは使用中のため削除できない場合があります。その場合は無理に削除せず、そのまま残しておきましょう。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

ファイルとフォルダの削除後、Edgeを起動しようとしてもすぐに閉じてしまうはずです。これは正常な挙動なので、次の手順に進みます。

手順2:Edgeのデータを再登録する

続いて、管理者権限でPowerShellを開きます。Cortana(タスクバーの検索ボックス)に「powershell」と入力し、検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択してください。

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

開いたPowerShellウィンドウに、以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。

Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml" -Verbose}

Microsoft Edgeを完全にリセットする方法【データ削除から再登録まで】

PowerShellがコマンドを処理し、Edgeのすべてのデータを再登録するまで数秒かかります。処理が完了したらMicrosoft Edgeを起動してみてください。初期設定を促す画面が表示され、出荷時のデフォルト状態に戻っていることが確認できるはずです。

まとめ

Microsoft Edgeの完全リセットは、あくまで問題解決の「最後の手段」として使うべきものです。この作業を行うと、ブラウザのデータがすべて完全に削除され、各種設定も初期化されます。軽微な不具合であれば、まずは閲覧データのクリアなど簡単な対処法を試し、それでも改善しない場合にこの方法を実行しましょう。作業前のバックアップと復元ポイントの作成も忘れずに行ってください。

なお、本記事の手順はWindows 10に標準搭載されていた旧版(レガシー版)のEdge向けのものです。現在配信されているChromiumベースの新版Edgeは、Windowsの「設定」→「アプリ」から通常のアプリケーションと同様にアンインストール・再インストールが可能です。お使いのEdgeのバージョンをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

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