【Android】EditTextがフォーカスされたときにソフトキーボードを表示する方法
この記事では、Androidアプリ開発において、EditTextがフォーカスされたときにソフトキーボード(ソフトウェアキーボード)を自動的に表示する方法を、サンプルコードとともに段階的に解説します。
実装の全体像
ソフトキーボードの表示には、システムサービスである InputMethodManager を利用します。EditTextに対してフォーカスを要求し、その結果をもとにキーボードを表示させるのが基本的な流れです。
ステップ1:新規プロジェクトの作成
Android Studioを開き、「File」⇒「New Project」を選択して、必要な情報を入力し、新しいプロジェクトを作成してください。
ステップ2:レイアウトファイルの編集
res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<RelativeLayout
xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
tools:context=".MainActivity">
<EditText
android:id="@+id/editText"
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="wrap_content"
android:layout_centerInParent="true" />
</RelativeLayout>ここでは、画面中央に配置されたシンプルなEditTextを定義しています。
ステップ3:MainActivity.javaの編集
src/MainActivity.java に以下のコードを追加します。
import android.content.Context;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.os.Bundle;
import android.view.View;
import android.view.inputmethod.InputMethodManager;
import android.widget.EditText;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
EditText editText;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
editText = findViewById(R.id.editText);
showSoftKeyboard(editText);
}
public void showSoftKeyboard(View view) {
if(view.requestFocus()){
InputMethodManager imm =(InputMethodManager)
getSystemService(Context.INPUT_METHOD_SERVICE);
imm.showSoftInput(view,InputMethodManager.SHOW_IMPLICIT);
}
}
}ポイント: showSoftKeyboard() メソッド内では、まず requestFocus() を呼び出して対象のViewにフォーカスを取得させます。フォーカスの取得に成功した場合のみ、InputMethodManager の showSoftInput() を使ってソフトキーボードを表示します。SHOW_IMPLICIT フラグは、ユーザーの明示的な操作なしにキーボードを表示するための指定です。
ステップ4:AndroidManifest.xmlの編集
androidManifest.xml に以下のコードを記述します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<manifest
xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
package="app.com.sample">
<application
android:allowBackup="true"
android:icon="@mipmap/ic_launcher"
android:label="@string/app_name"
android:roundIcon="@mipmap/ic_launcher_round"
android:supportsRtl="true"
android:theme="@style/AppTheme">
<activity android:name=".MainActivity">
<intent-filter>
<action
android:name="android.intent.action.MAIN" />
<category
android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
</intent-filter>
</activity>
</application>
</manifest>アプリの実行と動作確認
それでは、アプリケーションを実行してみましょう。実際のAndroid端末がパソコンに接続されていることを前提としています。Android Studioからアプリを実行するには、プロジェクト内のいずれかのアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。実行デバイスとして自分のスマートフォンを選択すると、端末に以下のようなデフォルト画面が表示されます。

アプリを起動すると、EditTextに自動的にフォーカスが当たり、ソフトキーボードが自動的に立ち上がることを確認できます。この手法は、検索画面やログイン画面など、ユーザーにすぐに入力させたい場面で非常に役立ちます。
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