Androidでポップアップメニューを作成する方法【初心者向けコード例付き】
Androidポップアップメニューとは?
ポップアップメニューは、ボタンなどのビューを起点として、アクティビティ上の空きスペースに応じてビューの上側または下側に表示されるメニューです。本記事では、Androidでポップアップメニューを作成するためのシンプルな実装手順を、コード例とともにわかりやすく解説します。
実装手順
ステップ1:新規プロジェクトの作成
まず、Android Studioで新しいプロジェクトを作成します。メニューから「File」⇒「New Project」を選択し、必要な項目を入力してプロジェクトを作成しましょう。
ステップ2:レイアウトファイル(activity_main.xml)の編集
res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version = "1.0" encoding = "utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android = "https://schemas.android.com/apk/res/android"
xmlns:tools = "https://schemas.android.com/tools"
android:id = "@+id/rootview"
android:layout_width = "match_parent"
android:layout_height = "match_parent"
android:orientation = "vertical"
android:background = "#c1c1c1"
android:gravity = "center_horizontal"
tools:context = ".MainActivity">
<Button
android:id = "@+id/popup"
android:text = "Download"
android:layout_width = "wrap_content"
android:layout_height = "wrap_content" />
</LinearLayout>
このコードでは、ボタンを1つ配置しています。このボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示される仕組みです。
ステップ3:MainActivity.java の実装
src/MainActivity.java に以下のコードを追加します。
package com.example.andy.myapplication;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.MenuItem;
import android.view.View;
import android.widget.Button;
import android.widget.PopupMenu;
import android.widget.Toast;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
Button popupButton;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
popupButton = findViewById(R.id.popup);
popupButton.setOnClickListener(new View.OnClickListener() {
@Override
public void onClick(View v) {
popupMenuExample();
}
});
}
private void popupMenuExample() {
PopupMenu p = new PopupMenu(MainActivity.this, popupButton);
p.getMenuInflater().inflate(R.menu.popup_menu_example, p .getMenu());
p.setOnMenuItemClickListener(new PopupMenu.OnMenuItemClickListener() {
public boolean onMenuItemClick(MenuItem item) {
Toast.makeText(MainActivity.this,item.getTitle(), Toast.LENGTH_SHORT).show();
return true;
}
});
p.show();
}
}
コードのポイント解説
ポップアップメニューオブジェクトの生成とメニューの適用
ボタンがクリックされると、PopupMenuオブジェクトが生成され、メニューリソースが読み込まれます。
PopupMenu p = new PopupMenu(MainActivity.this, popupButton);
p.getMenuInflater().inflate(R.menu.popup_menu_example, p .getMenu());
メニューリソース(popup_menu_example.xml)の作成
上記コードでは、メニューを popup_menu_example としてインフレートしています。res/menu フォルダに以下の内容でメニューリソースファイルを作成しましょう。
<?xml version = "1.0" encoding = "utf-8"?>
<menu xmlns:android = "https://schemas.android.com/apk/res/android">
<item
android:id = "@+id/android"
android:title = "Android" />
<item
android:id = "@+id/java"
android:title = "JAVA"/>
<item
android:id = "@+id/kotlin"
android:title = "Kotlin"/>
</menu>
この例では、「Android」「JAVA」「Kotlin」という3つのメニュー項目を定義しています。
メニュー項目クリック時の処理
ユーザーがメニュー項目をクリックすると、onMenuItemClickListener() が呼び出されます。
p.setOnMenuItemClickListener(new PopupMenu.OnMenuItemClickListener() {
public boolean onMenuItemClick(MenuItem item) {
Toast.makeText(MainActivity.this,item.getTitle(), Toast.LENGTH_SHORT).show();
return true;
}
});ここでは、クリックされた項目のタイトルをToastで表示しています。
ポップアップメニューの表示
最後に、show() メソッドを呼び出すことで、ポップアップメニューが画面に表示されます。
p.show();
アプリの実行と動作確認
それでは、アプリケーションを実行してみましょう。実際のAndroidスマートフォンがパソコンに接続されているものとします。Android Studioからアプリを実行するには、プロジェクト内のいずれかのアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」アイコンをクリックします。次に、接続したモバイルデバイスを選択してください。
アプリが起動すると、デフォルトの画面が表示されます。

「Download」ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。ボタンの上側にスペースがない場合は、下側にメニューが表示されます。

さらに、メニュー内の任意の項目をクリックすると、選択した項目名がToastメッセージとして表示されます。

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