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C++ STLのforward_list::cend()関数の使い方を徹底解説

C++標準テンプレートライブラリ(STL)のforward_list::cend()関数の働きについて解説します。

通常のlistは前後両方向の要素へのリンクを保持しているため双方向の走査が可能ですが、forward_listは次の要素へのリンクのみを保持しており、前方方向にしか走査できません。

forward_list::cend()はC++標準テンプレートライブラリの一部であり、リストの末尾要素の直後(過去末尾)を指す定数イテレータを取得するために使用されます。このイテレータは実際の要素を指すものではなく、走査範囲の終端を示すマーカーとして機能します。

この関数を呼び出すには、<forward_list>ヘッダーをインクルードする必要があります。

構文

Forward_List_Name.cend();

パラメータ

この関数は引数を受け取りません。

戻り値

リストの末尾要素の直後の位置を指す定数イテレータ(const_iterator)を返します。

入力: forward_list<int> Lt = {8, 9, 7};
for (auto itr = Lt.cbegin(); itr != Lt.cend(); itr++)
    cout << *itr << " ";
出力: 8 9 7

解説:ここでは要素8、9、7を持つリストを作成しています。cbegin()は先頭要素を指す定数イテレータを返し、cend()は末尾要素の直後を指す定数イテレータを返します。itr != Lt.cend()を条件にループすることで、リスト内のすべての要素が出力されます。

プログラムで使用しているアプローチ

  • まず、int型のforward_list「Lt」を作成し、いくつかの値を代入します。
  • 続いて、リストの内容を出力するためのforループを開始します。
  • ループ内ではauto型のオブジェクト「itr」を作成し、cbegin()関数の戻り値(リストの先頭要素)で初期化します。
  • ループの終了条件として、「itr」がcend()関数が返す末尾位置と等しくない間、と指定します。
  • *itrを出力します。

アルゴリズム

開始
ステップ1→ main()関数内
    forward_list<int> Lt = {} を初期化
    auto itr = Lt.cbegin() とし、itr != Lt.cend() の間 itr++ を繰り返す
    *itr を出力
    終了
停止

#include<iostream>
#include<forward_list>
using namespace std;
int main() {
    forward_list<int> Lt = { 9,55,6,100 };
    // リストの要素を出力する
    cout << "リストの要素は : " << "\n";
    for (auto itr = Lt.cbegin(); itr != Lt.cend(); itr++)
        cout << *itr << " ";
    return 0;
}

出力

上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます −

9 55 6 100
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