C++におけるdeque::cbegin()関数の使い方を徹底解説
本記事では、C++ STLにおける deque::cbegin() の動作と使い方について詳しく解説します。
deque::cbegin() 関数とは?
deque::cbegin() は、<deque> ヘッダーファイルに含まれる関数の一つで、dequeコンテナの最初の要素を指すイテレータを返します。
注意: cbegin() 関数には引数は一切ありません。
構文
deq.cbegin();
ここで deq は deque オブジェクトを表します。
戻り値
この関数は const_iterator を返します。
const_iterator はランダムアクセスイテレータの一種で、dequeコンテナの先頭要素を指すために使用されます。先頭要素から出発してコンテナ全体を走査することは可能ですが、コンテナ内の値を変更することはできません。あくまで読み取り専用であり、コンテナの内容を表示・参照する用途に適しています。
使用例
#include <deque>
#include <iostream>
using namespace std;
int main(){
deque<int> dqe = { 65, 2, 31, 5, 9 }; // dequeの生成
cout<<"First element of the deque is: ";
cout<<*dqe.cbegin(); // dequeの先頭要素を返す
}
出力結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
First element of the deque is: 65
コードの解説
このコードでは、まずヘッダーファイルをインクルードすることで、dequeに関連するすべての機能が利用可能になります。続いて、いくつかの初期値を持つ deque を宣言し、cbegin() 関数を使ってその先頭要素を出力しています。cbegin() はコンテナの最初の要素を指す const_iterator を返すため、間接参照演算子 * を付けることで、実際の要素の値(この場合は 65)を取得して表示できます。
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