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C++で8で割り切れる回転の個数を数える方法


大きな整数が与えられます。目的は、その数 num を回転(ローテーション)させた結果のうち、8で割り切れるものの個数を数えることです。

回転を何度も繰り返して毎回割り算を実行するのは非効率です。そこで、8の倍数に関する性質を利用します。整数の下3桁が8で割り切れるならば、その数全体も8で割り切れるという性質です。例えば 1800 の場合、回転は 1800、0180、0018、8001 となり、このうち 8 で割り切れるのは 1800 のみです。

具体例で確認してみましょう。

入力 − num = 15320

出力 − 8で割り切れる回転数: 1

説明 − 回転は以下の通りです。

15320, 01532, 20153, 32015, 53201
このうち、8で割り切れるのは 15320 のみです。

入力 − num = 848484

出力 − 8で割り切れる回転数: 3

説明 − 回転は以下の通りです。

848484, 484848, 848484, 484848, 848484, 484848
このうち、484848 はすべて8で割り切れます。

プログラムで使用するアプローチ

数値を文字列に変換し、forループで各桁を走査します。連続する3桁ずつを整数に変換し、8で割り切れるかどうかを判定します。割り切れた場合はカウントを1つ増やします。

  • 数値を long long 型の num として受け取ります。

  • 関数 Rotation_8(long long num) は、num を引数に取り、8で割り切れる回転の個数を返します。

  • num を文字列に変換します(str = to_string(num))。

  • num の桁数を length = str.length() として取得します。

  • 3桁分の整数値を一時的に保持するための変数 digit を用意します。

  • カウント用変数 count を 0 で初期化します。

  • length が 1 の場合(1桁のみ): その1桁を整数に変換し(digit = str.at(0) - '0')、8で割り切れるかを判定して 1 または 0 を返します。

  • length が 2 の場合(2桁のみ): 元の並びと入れ替えた並びの両方を整数として作成し(part_1、part_2)、それぞれ8で割り切れるかを判定して結果を返します。

  • length が 3 以上の場合: forループで i = 0 から i = length-3 まで文字列を走査し、連続する3文字を digit = (str[i] - '0') * 100 + (str[i + 1] - '0') * 10 + (str[i + 2] - '0'); として整数値に変換します。digit が8で割り切れる場合は count をインクリメントします。

  • 同様に、末尾1桁と先頭2桁で構成される組み合わせについても digit = (str[length - 1] - '0') * 100 + (str[0] - '0') * 10 + (str[1] - '0'); として判定します。

  • さらに、末尾2桁と先頭1桁で構成される組み合わせについても同じ処理を行い、count を更新します。

  • 最後に count を結果として返します。

サンプルコード

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int Rotation_8(long long num){
    string str = to_string(num);
    int length = str.length();
    int digit = 0, count = 0;
    if (length == 1){
        digit = str[0] - '0';
        if(digit % 8 == 0){
            return 1;
        }
        else{
            return 0;
        }
    }
    else if(length == 2){
        int part_1 = (str[0] - '0') * 10 + (str[1] - '0');
        int part_2 = (str[1] - '0') * 10 + (str[0] - '0');
        if (part_1 % 8 == 0){
            count++;
        }
        if (part_2 % 8 == 0){
            count++;
        }
        return count;
    }
    else{
        for(int i = 0; i < (length - 2); i++){
            digit = (str[i] - '0') * 100 + (str[i + 1] - '0') * 10 + (str[i + 2] - '0');
            if (digit % 8 == 0){
                count++;
            }
        }
    }
    digit = (str[length - 1] - '0') * 100 + (str[0] - '0') * 10 + (str[1] - '0');
    if(digit % 8 == 0){
        count++;
    }
    digit = (str[length - 2] - '0') * 100 + (str[length - 1] - '0') * 10 + (str[0] - '0');
    if(digit % 8 == 0){
        count++;
    }
    return count;
}
int main(){
    long long num = 24040;
    cout<<"Count of rotations divisible by 8 are: "<<Rotation_8(num);
    return 0;
}

出力

上記のコードを実行すると、次の出力が生成されます −

Count of rotations divisible by 8 are: 3
  1. C++で4で割り切れる回転の個数を効率的に数える方法

    はじめにこの記事では、大きな整数が与えられたとき、その回転(ローテーション)の中で4で割り切れるものがいくつあるかを数える方法を解説します。回転操作を実際に何度も繰り返して数値を組み立てるのは非効率です。そこで、4の倍数に関する重要な性質を利用します。それは「整数の下2桁が4で割り切れるならば、その整数全体も4で割り切れる」という性質です。例えば、1234の回転は1234、4123、3412、2341の4通りありますが、このうち3412は下2桁が「12」であり、12は4で割り切れるため、3412全体も4で割り切れます。入出力例入力 − num = 15324出力 − 4で割り切れる回転の個数:

  2. C++でソート・回転済み連結リストの回転数を求める方法

    問題概要ある連結リストが与えられます。このリストは、最初に昇順にソートされ、その後 K 個のノード分だけ回転(ローテーション)されたものです。この記事の目的は、元のリストに対する回転数 K を求めることです。たとえば、以下のような連結リストが入力として与えられたとします。5 → 7 → 9 → 1 → 3このリストは、元のソート済みリスト1 → 3 → 5 → 7 → 9を 2 ノード分だけ回転したものになっています。つまり、この場合の K は 2 です。具体例で理解する例 1入力: リスト: 5 → 7 → 9 → 1 → 3出力:連結リストの要素: 5 7 9 1 3ソート・回転済み連結リ