C++で連結リストを奇数・偶数インデックスごとに分離する方法
連結リストとは
連結リスト(Linked List)は線形データ構造の一種で、各ノードが2つの部分で構成されています。片方にはノードの値(データ)が格納され、もう片方には次のノードへのアドレス(ポインタ)が格納されます。
ここでは、各ノードがデータと次ノードへのポインタを持つ連結リストを想定します。課題は、与えられた連結リストを「分離」することです。分離とは、リスト内の奇数番目(奇数インデックス)のノードと偶数番目(偶数インデックス)のノードを、それぞれまとめて分けることを意味します。
この問題を解くアプローチ
連結リストを分離するには、「奇数インデックス用」「偶数インデックス用」「偶数インデックスの先頭用」の3つのポインタを用意します。その後、連結リスト全体を走査しながら、各ポインタを適切な値で更新していきます。
連結リストのインデックスは「1」から始まるため、リストの最初のノードは常に奇数インデックスのノードとして扱われ、その次のノードは偶数インデックスのノードとして扱われます。
- データと次ノードへのポインタを持つ連結リストを用意します。
- 関数 segregateList(listnode *head) はヘッドノードへのポインタを受け取り、分離後の連結リストを出力として返します。
- 3つのポインタ oddIndex、evenIndex、evenHead を初期化し、まずリストの先頭を指すようにします。
- リスト全体を走査し、oddIndex の next ポインタに evenIndex の next ポインタを設定します。
- 続けてリスト全体を走査し、evenIndex の next ポインタに oddIndex の next ポインタを設定します。
- 最後にヘッドポインタを返します。
実装例
#include <iostream>
using namespace std;
class node {
public:
int data;
node *next;
node(int d) {
data = d;
next = NULL;
}
};
node * segregateList(node * head) {
if (head == NULL) {
return NULL;
}
node * oddIndex = head;
node * evenIndex = head -> next;
node * evenHead = evenIndex;
while (evenIndex != NULL and evenIndex -> next != NULL) {
oddIndex -> next = evenIndex -> next;
oddIndex = oddIndex -> next;
evenIndex -> next = oddIndex -> next;
evenIndex = evenIndex -> next;
}
oddIndex -> next = evenHead;
return head;
}
void insertAtNode(node * & head, int data) {
node * n = new node(data);
n -> next = head;
head = n;
}
void print(node * head) {
while (head != NULL) {
cout << head -> data << "->";
head = head -> next;
}
}
int main() {
node * head = NULL;
// 先頭ノードがNULL値を持つ場合もあり得ます。
insertAtNode(head, 5);
insertAtNode(head, 8);
insertAtNode(head, 3);
insertAtNode(head, 1);
insertAtNode(head, 2);
print(head);
cout << endl;
segregateList(head);
print(head);
}上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
出力結果
2->3->5->1->8->
入力として与えた連結リストは 2->1->3->8->5-> です。インデックスで見ると、奇数番目のノードは「2、3、5」、偶数番目のノードは「1、8」となります。分離処理を行うことで、奇数インデックスのノードが前方に集められ、偶数インデックスのノードがその後に続く 2->3->5->1->8-> という結果が得られます。
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