C++で合計が2の累乗となるペアの数を求める方法
配列が与えられたとき、要素の合計が2の累乗(1, 2, 4, 8, 16, ...)になるペアの個数を求める問題を解説します。まずは具体例を見てみましょう。
例
入力
arr = [1, 2, 3]
出力
1
この配列では、合計が2の累乗になるペアは1つだけです。該当するのは (1, 3) のペアで、合計が4になります。
アルゴリズム
解法の流れは以下のとおりです。
- 配列をランダムな数値で初期化します。
- カウント用の変数を0で初期化します。
- 二重ループを使って、配列内のすべてのペアを列挙します。
- 各ペアの合計値を計算します。
- ビットAND演算(&)を使って、合計が2の累乗かどうかを判定します。
- 合計が2の累乗であれば、カウントを1増やします。
- 最終的なカウントを返します。
2の累乗の判定方法について
「(sum & (sum - 1)) == 0」という条件式がポイントです。2の累乗を二進数で表すと「1000」「10000」のように、上位1桁だけが1になります。そこから1を引くと「0111」「01111」のように下位桁がすべて1に変わるため、両者をビットANDすると必ず0になります。この性質を利用することで、割り算やループを使わずにO(1)で判定できます。
C++での実装
以下は、上記のアルゴリズムをC++で実装したコードです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int get2PowersCount(int arr[], int n) {
int count = 0;
for (int i = 0; i < n; i++) {
for (int j = i + 1; j < n; j++) {
int sum = arr[i] + arr[j];
if ((sum & (sum - 1)) == 0) {
count++;
}
}
}
return count;
}
int main() {
int arr[] = { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 };
int n = 10;
cout << get2PowersCount(arr, n) << endl;
return 0;
}なお、この実装ではすべてのペアを二重ループで調べるため、計算量はO(n²)となります。配列サイズが大きい場合は注意が必要です。
実行結果
上記のコードを実行すると、次の出力が得られます。
6
配列 {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10} の中には、合計が2の累乗になるペアが6組存在することが確認できます。
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