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JavaScriptで配列内の最頻値を求める方法|出現回数が同じ場合は先に現れた値を返す

この記事では、リテラル値の配列を受け取り、最も出現回数の多い値を返すJavaScript関数の作成方法を解説します。出現回数が同じ値が複数存在する場合は、その中で配列内に最初に現れた値を返すのがポイントです。

要件の確認

まず、次のような配列が与えられたケースを見てみましょう。

const arr = ['25', '50', 'a', 'a', 'b', 'c']

この場合、'a' は2回出現しており他の値より多いため、戻り値は 'a' となります。

const arr = ['75', '100', 'a', 'b', 'b', 'a']

一方こちらの例では、'a''b' の出現回数がどちらも2回で同数です。このような場合、配列内で先に登場している 'a' を返す必要があります。

実装コード

上記の要件を満たすコードは次のとおりです。

const arr = ['25', '50', 'a', 'a', 'b', 'c'];
const arr1 = ['75', '100', 'a', 'b', 'b', 'a'];

const getMostFrequentValue = (arr = []) => {
   let count = 0, ind = -1;
   arr.forEach((el, i) => {
      this[el] = this[el] || { count: 0, ind: i };
      this[el].count++;
      if (this[el].count > count) {
         count = this[el].count;
         ind = this[el].ind;
         return;
      };
      if (this[el].count === count && this[el].ind < ind) {
         ind = this[el].ind;
      };
   }, Object.create(null));
   return arr[ind];
};

console.log(getMostFrequentValue(arr));
console.log(getMostFrequentValue(arr1));

実行結果

コンソールには以下のように出力されます。

a
a

コードの仕組み

この関数では、配列を走査しながら各要素ごとに出現回数(count)最初に出現したインデックス(ind)をオブジェクトに記録していきます。Object.create(null) を使うことで、toString などの組み込みプロパティ名と衝突しないプレーンなオブジェクトを作成できる点も工夫です。

処理の流れを整理すると次のようになります。

  • 初めて見つけた要素に対しては { count: 0, ind: i } という記録を作成し、カウントを開始します。
  • 出現回数が現在の最大値(count)を上回った場合は、最大カウントとインデックスを更新します。
  • 出現回数が同数だった場合は、より小さいインデックス(=配列内で先に現れた要素)を採用することで、「同数なら最初の値を返す」という要件を実現しています。
  • 最後に arr[ind] を返せば、最頻値または同数時に先に現れた値が取得できます。

このように、出現回数のカウントと最初のインデックスを併せて管理することで、シンプルなコードでありながら「最頻値+同数時の優先順位」の両方に対応できるのがこの実装の特徴です。

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