Rで行列データからピクセル画像を作成する方法
行列(matrix)データは、ピクセル画像へ変換することができます。ここでいう「ピクセルのマトリックス」とは、上下左右のサイズが同じでも異なっていても構わないピクセル群を含む領域として定義されるものです。
Rでは、image()関数とその引数useRasterを使用することで、このようなピクセル画像を簡単に作成できます。useRaster = TRUEを指定するとラスタ形式で描画されるため、特に大きな行列データでも高速に処理できるのが特徴です。
基本的なコード例
まず、正規分布に従う乱数100個からなる10行の行列「M」を作成し、par()関数でプロットの余白(マージン)を設定した上で描画してみましょう。axes = FALSEを指定すると、軸ラベルや目盛りが非表示になります。
> M<-matrix(rnorm(100,1.5),nrow=10) > par(mar=c(5,5,5,5)) > image(M,useRaster=TRUE,axes=FALSE)
出力結果

余白(マージン)を変更する
par()関数のmar引数の値を大きくすると、プロット領域の周囲にある余白が広がります。
> par(mar=c(10,10,10,10)) > image(M,useRaster=TRUE,axes=FALSE)
出力結果

逆に、mar引数の値を小さくすれば余白は狭くなり、ピクセル画像がより大きく表示されます。
> par(mar=c(2,2,2,2)) > image(M,useRaster=TRUE,axes=FALSE)
出力結果

グレースケールで表示する
既定では色付きで描画されますが、col引数にgrey()関数を組み合わせることで、モノクロの濃淡によるピクセル画像も作成できます。以下の例では、0から1までの範囲を180段階に分割したグレーを指定しています。
> image(M,axes=FALSE,col=grey(seq(0,1,length=180)))
出力結果

まとめ
行列データの可視化には、R標準のimage()関数が便利です。useRaster = TRUEによる高速描画、par(mar=)による余白の調整、col引数によるカラーパレットの変更などを組み合わせれば、目的に応じた柔軟なピクセル画像を作成できます。ヒートマップ的な表現や画像データの確認など、さまざまな場面で活用してみてください。
-
Windows 10/8/7でシステムイメージバックアップを作成する2つの方法
システムイメージバックアップとは、ハードドライブの完全なコピーのことです。Windowsの設定、インストール済みプログラム、個人ファイルなどがすべて含まれており、障害発生後にPCとファイルを元どおりに復元するために必要なものです。システムイメージバックアップがあれば、バックアップを作成した時点の状態へシステムを正確に復元できます。 システムイメージバックアップは非常に便利です。特に、Windowsが起動しなくなってしまった場合や、システムの復元ポイントに戻しても正常な状態を取り戻せない場合でも、カスタマイズ内容やインストール済みプログラムを含む「100%動作していた状態」へ簡単に復元できるから
-
Windows 10でシステムイメージのバックアップを作成する方法【完全ガイド】
Windows 10では、ファイルが変更されるたびに自動的にコピーを作成する「ファイル履歴」が標準のバックアップ機能として搭載されています。しかし、万が一のトラブル時にPC全体(OSを含む)を復旧できるよう、完全なシステムイメージも併せて保管しておくことをおすすめします。 Windows 10の高度なバックアップツールは、Windows 7から引き継がれたものです。少し紛らわしいのですが、これらのツールはコントロールパネルの「バックアップと復元(Windows 7)」という項目にあります。名前に「Windows 7」とあるため混乱するかもしれませんが、これらの機能はすべてWindows 10で