【JavaScript】DataView.getFloat32()メソッドの使い方をサンプルコード付きで解説
DataViewオブジェクトのgetFloat32()メソッドは、ArrayBuffer内の指定した位置に格納されている符号付き32ビット浮動小数点数(IEEE 754形式)を取得して返します。バイナリデータを直接操作する際に、バッファ上の数値を読み取るために使われる重要なメソッドです。
構文
getFloat32()メソッドの基本構文は以下のとおりです。
dataView.getFloat32(byteOffset, littleEndian);
各パラメータの意味は次のとおりです。
- byteOffset: データの読み取りを開始する位置をバイト単位で指定します。
- littleEndian: 省略可能な引数です。trueを指定するとリトルエンディアン形式で読み取り、falseまたは省略した場合はビッグエンディアン形式で読み取ります。
基本的な使用例
次の例では、8バイトのArrayBufferを作成し、setFloat32()メソッドでMath.LOG2Eの値を書き込んだ後、getFloat32()でその値を読み出しています。
<html> <head> <title>JavaScript Example</title> </head> <body> <script type="text/javascript"> var arrayBuffer = new ArrayBuffer(8); var dataView = new DataView(arrayBuffer); dataView.setFloat32(1, Math.LOG2E); document.write(dataView.getFloat32(1)); </script> </body> </html>
実行結果
1.4426950216293335
この例のように、setFloat32()には通常の数値だけでなく、Math.LOG2EやMath.PIなど、Mathオブジェクトが提供する数学定数も渡すことができます。書き込んだ値を同じ位置(ここではオフセット1)から読み出すことで、元の値が正しく取得できていることが確認できます。
値が書き込まれていない場合の挙動
DataViewに何も値が書き込まれていない状態でgetFloat32()を呼び出すと、このメソッドはNaN(Not a Number)を返します。次の例では、setFloat32()を値なしで呼び出しているため、読み出し結果はNaNになります。
<html> <head> <title>JavaScript Example</title> </head> <body> <script type="text/javascript"> var arrayBuffer = new ArrayBuffer(8); var dataView = new DataView(arrayBuffer); dataView.setFloat32(1); document.write(dataView.getFloat32(1)); </script> </body> </html>
実行結果
NaN
まとめ
- getFloat32()は、指定したバイトオフセットの位置から符号付き32ビット浮動小数点数を読み取って返すメソッドです。
- 第2引数のlittleEndianで、バイト順(エンディアン)を切り替えられます。
- 値が書き込まれていない位置を読み出した場合はNaNが返されるため、事前にsetFloat32()などで値を書き込んでおく必要があります。
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