iOS版PhoneGapでHTML5 getCurrentPositionが失敗する原因と対処法
問題の概要
PhoneGapには位置情報を取得するためのGeolocation機能が組み込まれており、iOS上でも基本的には問題なく動作します。しかし、iOS 6環境ではgetCurrentPositionを呼び出しても成功コールバックではなく失敗(エラー)コールバックが発火してしまうという不具合が報告されています。
さらに厄介なことに、一度失敗した後に再度getCurrentPositionを実行すると、成功・失敗どちらのコールバックも不安定に呼ばれることがあり、アプリの挙動が予測できない状態になります。
iOS 6での対処法:PhoneGap.plistの設定を見直す
iOS 6でPhoneGapを正常に動作させるためには、設定ファイルPhoneGap.plist内の該当項目を「No」に設定する必要があります。
- この設定が「No」になっている場合:iOS 6でも安定して動作する
- この設定が「Yes」になっている場合:iOS 6でメモリ関連の問題が発生し、位置情報取得が失敗しやすくなる
つまり、plistの設定値が原因でメモリ不足やクラッシュが引き起こされ、結果としてgetCurrentPositionの失敗につながっているケースが多いのです。
より確実な選択肢:Apache Cordovaへの移行
根本的な解決策として、PhoneGapの基盤であるApache Cordovaを直接利用する方法もあります。
ただし注意点として、Cordovaの古いバージョンには多数の既知バグが存在します。そのため、移行する際は必ず最新バージョンへアップデートしてください。新しいバージョンではiOS 6対応も改善されており、位置情報APIの信頼性も向上しています。
まとめ
- iOS 6で
getCurrentPositionが失敗する場合は、まずPhoneGap.plistの設定を「No」に変更する - それでも問題が解決しない場合は、Apache Cordovaの最新版への移行を検討する
これらの対策により、iOS環境でも位置情報機能を安定的に利用できるようになります。
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