re.compileを使わずに大文字・小文字を区別しないPython正規表現を作成する方法
Pythonの正規表現で大文字と小文字を区別せずにマッチングを行いたい場合、re.compile()を使わなくても、search、match、subなどの関数のflags引数(または第3引数)にre.IGNORECASEを渡すだけで実現できます。
基本的な使い方
re.IGNORECASEフラグを指定すると、パターン内の英字が大文字・小文字のどちらで書かれていてもマッチするようになります。以下は、search、match、subそれぞれでこのフラグを使用した例です。
コード例
import re
# search: 文字列全体からパターンを検索
print(re.search('bush', 'BuSh', re.IGNORECASE))
# match: 文字列の先頭からパターンにマッチするか判定
print(re.match('bush', 'BuSh', re.IGNORECASE))
# sub: マッチした部分を別の文字列に置換
print(re.sub('bush', 'xxxx', 'Bushmeat', flags=re.IGNORECASE))
実行結果
<_sre.SRE_Match object; span=(0, 4), match='BuSh'> <_sre.SRE_Match object; span=(0, 4), match='BuSh'> xxxxmeat
解説
上記の出力からわかるように、パターン'bush'はすべて小文字で指定していますが、対象文字列が'BuSh'のように大文字小文字が混在していてもマッチに成功しています。また、subでは'Bushmeat'の先頭部分'Bush'が'xxxx'に置き換えられ、結果として'xxxxmeat'が出力されています。
補足:代替の書き方
re.IGNORECASEの代わりに、同じ意味を持つ短縮形のre.Iを使用することもできます。また、パターン文字列内にインラインフラグ(?i)を記述する方法もあります。
import re
# 短縮形 re.I を使用
print(re.search('bush', 'BuSh', re.I))
# インラインフラグ (?i) を使用
print(re.search('(?i)bush', 'BuSh'))
このように、re.compile()でコンパイル済みパターンオブジェクトを作成しなくても、各関数にフラグを直接渡すことで簡単に大文字・小文字を区別しない検索や置換が可能です。単発のマッチング処理であれば、こちらの方法がシンプルで便利です。
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