Pythonでタプルをサブタプルに分割する方法
スライスを使ったタプルの分割
Pythonでは、スライス(スライシング)操作を利用することで、ひとつのタプルを複数のサブタプルに簡単に分割できます。ここでは、12個の整数を含むタプルを、各3要素ずつ4つのサブタプルに分ける例を紹介します。
基本的な考え方はシンプルです。元のタプルから「連続する3要素」をスライスで切り出し、それを順番にリストへ追加していくだけです。最終的に得られるのは、3つの数値を持つタプルが4つ格納されたリストになります。
コード例
>>> tup = (7, 6, 8, 19, 2, 4, 13, 1, 10, 25, 11, 34)
>>> lst = []
>>> for i in range(0, 10, 3):
lst.append(tup[i:i+3])
>>> lst
[(7, 6, 8), (19, 2, 4), (13, 1, 10), (25, 11, 34)]
処理の流れを解説
range(0, 10, 3)は、開始位置として 0、3、6、9 というインデックスを順に生成します。それぞれの位置に対してtup[i:i+3]を実行することで、次のように3要素ずつの部分タプルが切り出されます。
- i = 0 のとき → (7, 6, 8)
- i = 3 のとき → (19, 2, 4)
- i = 6 のとき → (13, 1, 10)
- i = 9 のとき → (25, 11, 34)
このように、スライスの範囲指定がタプルの長さを超えてもエラーにはならず、自動的に有効な範囲までが取得されるため、安全に分割処理を行えます。
リスト内包表記によるより簡潔な書き方
同じ処理は、リスト内包表記を使うと1行で書くこともできます。
>>> tup = (7, 6, 8, 19, 2, 4, 13, 1, 10, 25, 11, 34) >>> lst = [tup[i:i+3] for i in range(0, len(tup), 3)] >>> lst [(7, 6, 8), (19, 2, 4), (13, 1, 10), (25, 11, 34)]
len(tup)を範囲に指定すれば、要素数が変わってもそのまま使える汎用的なコードになります。状況に応じて、for文とリスト内包表記を使い分けるとよいでしょう。
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