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Pythonで順序付き辞書(OrderedDict)を作成する方法

OrderedDictとは

Pythonのcollectionsモジュールには、要素が追加された順序を記憶する辞書のサブクラス「OrderedDict」が用意されています。通常の辞書とは異なり、キーと値のペアが挿入された順番を正確に保持するため、順序が重要になる処理に適しています。

基本的な使い方

まずcollectionsモジュールからOrderedDictをインポートし、既存の辞書の項目を渡すことで生成できます。

>>> from collections import OrderedDict
>>> d = {'banana': 3, 'apple': 4, 'pear': 1, 'orange': 2}
>>> od = OrderedDict(d.items())
>>> od
OrderedDict([('banana', 3), ('apple', 4), ('pear', 1), ('orange', 2)])

popitem()で要素を取り出す

popitem()メソッドを使うと、最後に追加されたキーと値のペアを取り出して削除できます(LIFO方式で動作します)。

>>> t = od.popitem()
>>> t
('orange', 2)

通常の辞書との違い

なお、Python 3.7以降では標準の辞書(dict)も挿入順序を保持する仕様になりました。そのため、単純に順序を維持したいだけなら通常の辞書でも十分です。しかし、OrderedDictには特定の要素を先頭または末尾に移動させるmove_to_end()メソッドや、要素の順序まで考慮した等価性の比較など、独自の機能が用意されています。順序を積極的に操作したいケースでは、OrderedDictを選ぶとよいでしょう。

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