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Pythonのマッピング型(辞書)とは?基本操作と主要メソッドを解説

Pythonにおけるマッピングオブジェクトは、ハッシュテーブルの値を任意のオブジェクトへ対応付けるために使用されるデータ構造です。Pythonには「辞書(dictionary)」というマッピング型が標準で用意されており、ミュータブル(変更可能)な性質を持っています。

辞書のキーには任意の値を使用でき、値としてもリストや整数など、さまざまな種類のオブジェクトを柔軟に格納することが可能です。なお、Python 3.7以降では、辞書は挿入された順序を保持する仕様になっています。

ここからは、辞書に関連する主なメソッドと操作を順番に見ていきましょう。

len(d)メソッド

len()メソッドは、辞書に含まれる要素の数を返します。

d[k]操作

キー「k」に対応する項目を辞書dから取得します。指定したキーがマッピングされていない場合には、KeyErrorが発生する可能性がある点に注意してください。

iter(d)メソッド

このメソッドは、辞書のキーを走査するイテレータを返します。同じ処理はiter(d.keys())を使っても実現できます。

get(key[, default])メソッド

get()メソッドは、指定したキーに対応する値を返します。第2引数は省略可能で、キーが存在しない場合にはデフォルト値が返されます。d[k]と異なり、キーが見つからなくてもエラーにならないため、安全に値を取り出したい場面で便利です。

items()メソッド

辞書内の全項目を(キー, 値)のペア形式で返します。

keys()メソッド

辞書に含まれるすべてのキーの一覧を返します。

values()メソッド

辞書に含まれるすべての値の一覧を返します。

update(elem)メソッド

辞書内の要素elemを更新します。既存のキーがあればその値を上書きし、新しいキーであれば新たな項目として追加します。

サンプルコード

myDict = {'ten' : 10, 'twenty' : 20, 'thirty' : 30, 'forty' : 40}
print(myDict)
print(list(myDict.keys()))
print(list(myDict.values()))

# キーと値のペアからitemsを作成
print(list(myDict.items()))

myDict.update({'fifty' : 50})
print(myDict)

実行結果

{'ten': 10, 'twenty': 20, 'thirty': 30, 'forty': 40}
['ten', 'twenty', 'thirty', 'forty']
[10, 20, 30, 40]
[('ten', 10), ('twenty', 20), ('thirty', 30), ('forty', 40)]
{'ten': 10, 'twenty': 20, 'thirty': 30, 'forty': 40, 'fifty': 50}

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