Pythonで2つのリストの要素同士を割り算する方法
Pythonでは、データ処理の一環として、2つのリストの対応する要素同士を割り算(除算)したいケースがあります。本記事では、その実現方法を2つのアプローチでわかりやすく解説します。
方法1:zip関数を使う
zip関数を使うと、2つのリストから要素を1つずつペアとして取り出せます。この各ペアに対して除算演算子「/」を適用し、計算結果を新しいリストに格納します。リスト内包表記と組み合わせると、簡潔に記述できるのが特徴です。
サンプルコード
# 元となるリスト
list1 = [12,4,0,24]
list2 = [6,3,8,-3]
# リストの内容を表示
print("Given list 1 : " + str(list1))
print("Given list 2 : " + str(list2))
# zipでペアを作り、各ペアを割り算
res = [i / j for i, j in zip(list1, list2)]
print(res)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Given list 1 : [12, 4, 0, 24] Given list 2 : [6, 3, 8, -3] [2.0, 1.3333333333333333, 0.0, -8.0]
方法2:truedivとmapを使う
Python標準ライブラリのoperatorモジュールには、真の除算(true division)を行うtruedivが用意されています。これをmap関数と組み合わせることで、2つのリストの各要素ペアに対して繰り返し除算を適用できます。リスト内包表記よりも関数型らしい書き方で、処理の意図が明確になるのがメリットです。
サンプルコード
from operator import truediv
# 元となるリスト
list1 = [12,4,0,24]
list2 = [6,3,8,-3]
# リストの内容を表示
print("Given list 1 : " + str(list1))
print("Given list 2 : " + str(list2))
# mapでtruedivを各要素ペアに適用
res = list(map(truediv, list1, list2))
print(res)実行結果
こちらも実行すると、同じ結果が得られます。
Given list 1 : [12, 4, 0, 24] Given list 2 : [6, 3, 8, -3] [2.0, 1.3333333333333333, 0.0, -8.0]
まとめ
どちらの方法でも結果は同じですが、可読性や用途に応じて使い分けるとよいでしょう。シンプルに書きたい場合はzip+リスト内包表記、既存の演算子関数を活用したい場合はtruediv+mapがおすすめです。なお、割る数に0が含まれるリストではZeroDivisionErrorが発生するため、事前にチェックしておくことも重要です。
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