Python
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> Python

PythonでN個のノードを持つ循環リンクリストを作成し、ノード数をカウントする方法

この記事では、Pythonを使って「N」個のノードを持つ循環リンクリスト(Circular Linked List)を作成し、そのノード数をカウントする方法を解説します。

まず、リストの各要素を表す「Node」クラスを定義します。このクラスには、ノードが保持するデータと、次のノードへの参照という2つの属性があります。循環リンクリストでは、先頭(head)と末尾(rear)が互いに隣接しており、全体が円形につながっています。そのため、最後のノードのnextには「NULL」ではなく、先頭ノードへの参照が格納される点が通常のリンクリストとの大きな違いです。

続いて、データを追加するための関数「add_data」と、ノード数をカウントするための関数「count_node」を定義します。以下に実際のコード例を示します。

サンプルコード

class Node:
    def __init__(self, my_data):
        self.data = my_data
        self.next = None

def add_data(head_ref, my_data):
    ptr_1 = Node(0)
    temp = head_ref
    ptr_1.data = my_data
    ptr_1.next = head_ref

    if (head_ref != None):
        while (temp.next != head_ref):
            temp = temp.next
        temp.next = ptr_1
    else:
        ptr_1.next = ptr_1

    head_ref = ptr_1
    return head_ref

def count_node(head):
    temp = head
    result = 0
    if (head != None):
        while True:
            temp = temp.next
            result = result + 1
            if (temp == head):
                break
    return result

if __name__=='__main__':
    head = None
    head = add_data(head, 78)
    head = add_data(head, 56)
    head = add_data(head, 22)
    print("Elements are added to list")
    print("The number of nodes are : ")
    print(count_node(head))

実行結果

Elements are added to list
The number of nodes are :
3

コードの解説

  • まず「Node」クラスを定義します。コンストラクタでデータと次ノードへの参照を初期化します。
  • 「add_data」関数は、新しいノードを循環リンクリストに追加します。リストが空の場合は、自分自身を指す単一ノードとして初期化されます。既存のノードがある場合は、最後のノードまでたどり、そこに新しいノードを接続して循環構造を維持します。
  • 「count_node」関数は、先頭ノードから出発して一周するまでノードを順にたどり、通過したノードの数をカウントします。tempが再びheadに戻った時点でループを終了することで、無限ループを防いでいます。
  • メイン処理では、空のリストに対して78、56、22という3つの値を順番に追加しています。
  • 最後に「count_node」関数を呼び出し、ノード数である「3」が出力されます。

このように、循環リンクリストは終端がNULLを持たない代わりに先頭へ戻る構造のため、ノード数のカウントや走査を行う際には「先頭に戻ってきたかどうか」を判定条件にすることが重要なポイントです。

  1. Pythonでn個のノードから構成できる二分探索木(BST)の数を求める方法

    問題の概要互いに異なるn個のノードが与えられたとき、それらを二分探索木(BST:Binary Search Tree)として配置する方法が何通りあるかを求めることを考えます。二分探索木には「左部分木には常に親より小さい値が、右部分木には常に親より大きい値が格納される」という重要な性質があります。この問題を解くには、カタラン数(Catalan Number)を利用します。カタラン数 C(n) は、n個の異なるキーから構成できる二分探索木の総数を正確に表すことが知られています。計算式は次のとおりです。$$C(n)=\frac{(2n)!}{(n+1)!\times n!}$$例えば、入力が n =

  2. Pythonでリスト内の最小値を見つける方法を解説

    この記事では、リストの中から最小の数値を見つける方法について、具体的なサンプルコードとともに詳しく解説します。問題の概要問題: 数値のリストが与えられたとき、その中に含まれる最も小さい数値を画面に表示すること。この問題を解くアプローチは主に2つあります。ひとつは sort() メソッドを使ってリストを昇順に並べ替え、先頭の要素(インデックス0)を取得する方法。もうひとつは、Pythonに標準で用意されている組み込み関数 min() を使う方法です。それぞれ順番に見ていきましょう。方法1:sort()メソッドで並べ替えて最小値を取得するまずはリストを昇順にソートし、先頭の要素を取り出す方法です。