Javaのコンストラクターは例外をスローできる?仕組みと注意点を解説
はい、Javaではコンストラクターが例外をスローすることが許されています。
コンストラクターとは、オブジェクトを初期化するために用いられる特殊なメソッドの一種です。newキーワードを使ってクラスのインスタンス(オブジェクトとも呼ばれます)を生成する際に自動的に呼び出されます。クラスの各オブジェクトは、それぞれ固有の状態(インスタンス変数)を持ち、そのクラスが持つメソッドへアクセスできます。
コンストラクターから例外をスローする
- 検査例外(checked exception)は、インスタンス生成時に発生した正当な問題を示すために使用できます。一方、非検査例外(unchecked exception)は、通常、クライアントコード側またはコンストラクター自体のバグを意味します。
- どちらの場合でも、オブジェクトは実際にはヒープ領域に割り当てられますが、その参照は呼び出し元に返されません。オブジェクトは部分的に初期化された状態のまま残り、ガベージコレクションによって回収されるまで存在し続けます。したがって、コンストラクター内でthis参照を使って自分自身への参照を外部に保存することは危険です。無効な状態にあるオブジェクトへのアクセスを許してしまう恐れがあるためです。
- もう一つ重要なポイントは、リフレクションとの関係です。例えばtestというクラスのクラスオブジェクト経由で引数なしのコンストラクターを呼び出したい場合、test.newInstance()メソッドを使用することがあります。
- コンストラクターからスローされた例外は、そのまま変更されずに伝播します。言い換えれば、newInstance()メソッドは、宣言していない検査例外をスローする可能性があるということです。
サンプルコード
public class ConstructorExceptionTest {
public ConstructorExceptionTest() throws InterruptedException {
System.out.println("Preparing an Object");
Thread.sleep(1000);
System.out.println("Object is ready");
}
public static void main(String args[]) {
try {
ConstructorExceptionTest test = new ConstructorExceptionTest();
} catch (InterruptedException e) {
System.out.println("Got interrupted...");
}
}
}実行結果
Preparing an Object Object is ready
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