JavaでJTableのセルをプログラムから選択する方法|setRowSelectionIntervalの使い方
JTableはJComponentクラスのサブクラスであり、複数の行と列に情報を表示するテーブルを作成するために使用されるSwingコンポーネントです。ユーザーがJTableから値を選択するとTableModelEventが発生し、TableModelListenerインターフェースを実装することでそのイベントを処理できます。
通常、JTableの行や列はユーザーがマウスなどで手動に選択しますが、JTableクラスが提供するsetRowSelectionInterval()メソッドとsetColumnSelectionInterval()メソッドを使えば、コードから特定のセル範囲を自動的に選択状態にすることも可能です。
主なメソッドの概要
- setRowSelectionInterval(int index0, int index1): 指定した開始行から終了行まで(両端を含む)を選択します。
- setColumnSelectionInterval(int index0, int index1): 指定した開始列から終了列まで(両端を含む)を選択します。
この2つのメソッドを組み合わせることで、行と列の交差する矩形範囲のセルをまとめて選択できます。
サンプルコード
import java.awt.*;
import java.awt.event.*;
import javax.swing.*;
public class JTableCellSelectionTest extends JFrame {
private JTable table;
public JTableCellSelectionTest() {
setTitle("JTableCellSelection Test");
Object[][] data = {{ "Raja", "Java", "Hyderabad"}, {"Vineet", "JavaScript", "Bangalore"},
{"Adithya", "Scala", "Chennai"}, {"Jai", "ServiceNow", "Pune"},
{"Chaitanya", "Python", "Noida"}, {"Krishna", "AI", "Mumbai"}};
String columns[] = {"Name", "Technology", "Location"};
table = new JTable(data, columns);
add(new JScrollPane(table));
// 行0〜2を選択
table.setRowSelectionInterval(0, 2);
// 列0〜2を選択
table.setColumnSelectionInterval(0, 2);
setSize(400, 300);
setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
setLocationRelativeTo(null);
setVisible(true);
}
public static void main(String []args) {
new JTableCellSelectionTest();
}
}
実行結果
上記のコードを実行すると、テーブルの先頭行から3行目まで、かつすべての列(Name・Technology・Location)にまたがるセル範囲が、アプリ起動直後にあらかじめ選択された状態で表示されます。

補足ポイント
- 単一のセルだけを選択したい場合は、開始インデックスと終了インデックスに同じ値を指定します(例:
table.setRowSelectionInterval(1, 1);)。 - 既存の選択範囲に追加したい場合は、
addRowSelectionInterval()やaddColumnSelectionInterval()を使用します。 - 選択モードを変更したい場合は、
table.setSelectionMode(ListSelectionModel.MULTIPLE_INTERVAL_SELECTION);などを設定してください。
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