JavaのMath.toDegrees()メソッドの使い方を例で解説
java.lang.Math.toDegrees(double angrad) は、ラジアンで表された角度を、ほぼ等価な「度(デグリー)」単位の角度に変換するメソッドです。
ただし、ラジアンから度への変換は一般に正確な計算とはならず、誤差が含まれる点に注意が必要です。そのため、cos(toRadians(90.0)) の結果が厳密に 0.0 になるとは限りません。浮動小数点演算の特性上、ごくわずかな誤差が生じることを想定しておきましょう。
構文と引数
引数 angrad はラジアン単位の角度を表す double 型の値です。戻り値として、度に変換された角度が返されます。
public static double toDegrees(double angrad)
使用例1:基本的な変換
以下は、Javaで toDegrees() メソッドを実装した例です。
import java.lang.*;
public class Demo {
public static void main(String[] args) {
double x = 45;
double y = -180;
x = Math.toDegrees(x);
y = Math.toDegrees(y);
System.out.println("Math.tanh(" + x + ")=" + Math.tanh(x));
System.out.println("Math.tanh(" + y + ")=" + Math.tanh(y));
}
}実行結果
Math.tanh(2578.3100780887044)=1.0 Math.tanh(-10313.240312354817)=-1.0
この例では、ラジアンの値 45 と -180 を度に変換しています。変換後の値が非常に大きいため、tanh() メソッドの結果はそれぞれ 1.0 と -1.0 に収束していることがわかります。
使用例2:円周率πの変換
次に、別の例を見てみましょう。数学定数 π(パイ)を度に変換します。
import java.lang.*;
public class Demo {
public static void main(String[] args) {
double x;
x = Math.PI;
System.out.println(Math.toDegrees(x));
}
}実行結果
180.0
円周率 π(約3.14159…)ラジアンは、ちょうど180度に相当します。このように、toDegrees() メソッドを使うことで、三角関数の計算などでよく使われるラジアン値を直感的に理解しやすい度数法の値へ簡単に変換できます。
まとめ
- Math.toDegrees() はラジアンを度に変換する静的メソッドである
- 逆に、度からラジアンへ変換したい場合は Math.toRadians() を使用する
- 変換には浮動小数点の誤差が伴うため、厳密な等価比較には注意が必要
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例で学ぶJava Matcherクラスのpattern()メソッド
java.util.regex.Matcher クラスは、正規表現による各種マッチ操作を実行するエンジンを表すクラスです。このクラスにはコンストラクタが用意されていないため、java.util.regex.Pattern クラスの matcher() メソッドを使用してオブジェクトを生成・取得します。 pattern() メソッドは、現在の Matcher が解釈に使用している Pattern オブジェクトを取得して返します。引数は不要で、戻り値は java.util.regex.Pattern 型です。「実際にどの正規表現で照合を行ったのか」を後から確認したい場合などに便利なメソッドです。
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JavaのPatternクラスpattern()メソッドの使い方を実例で解説
Javaのjava.util.regexパッケージには、文字シーケンスの中から特定のパターンを検索するためのクラスが多数用意されています。その中でもPatternクラスは、正規表現をコンパイルした結果を表すクラスであり、正規表現によるマッチング処理の出発点となる存在です。 このPatternクラスが提供するpattern()メソッドは、現在のパターンオブジェクトを生成する際に使用された正規表現そのものを、文字列(String)形式で取得して返します。 メソッドの構文 public String pattern() 引数は不要で、呼び出すだけでコンパイル済みの正規表現源文字列をそのまま受け取れ