JavaのGsonで@SerializedNameアノテーションを使ってJSONプロパティ名を変更する方法
JavaのオブジェクトをJSONに変換する際、クラスのフィールド名とは異なるプロパティ名で出力したいケースはよくあります。そんなときに役立つのが、Gsonが提供する@SerializedNameアノテーションです。このアノテーションを付与すると、シリアライズ(JSONへの変換)・デシリアライズ(JSONからの復元)の両方において、指定した名前がフィールド名として使用されます。
なお、@SerializedNameはGsonインスタンスに設定されたデフォルトの命名ポリシーを含む、あらゆるFieldNamingPolicyを上書きします。命名ポリシー自体を切り替えたい場合は、GsonBuilderクラスを使用して設定できます。
@SerializedNameの構文
@Retention(value=RUNTIME)
@Target(value={FIELD,METHOD})
public @interface SerializedNameこのアノテーションはフィールドおよびメソッドに適用でき、実行時(RUNTIME)まで情報が保持されるため、Gsonがリフレクションで参照できる仕組みになっています。
コード例
以下の例では、EmployeeクラスのfirstNameとlastNameフィールドに@SerializedNameを付けて、それぞれ「first_name」「last_name」というキー名に変更しています。
import com.google.gson.annotations.*;
import com.google.gson.*;
public class SerializedNameAnnotationTest {
public static void main(String args[]) {
Employee emp = new Employee("Rahul", "Dev", 30, "Nagpur");
Gson gson = new GsonBuilder().setPrettyPrinting().create(); // 整形して出力
String jsonStr = gson.toJson(emp);
System.out.println(jsonStr);
}
}
// Employeeクラス
class Employee {
@SerializedName("first_name")
private String firstName;
@SerializedName("last_name")
private String lastName;
private int age;
private String address;
public Employee() {
}
public Employee(String firstName, String lastName, int age, String address) {
super();
this.firstName = firstName;
this.lastName = lastName;
this.age = age;
this.address = address;
}
public String getFirstName() {
return firstName;
}
public String getLastName() {
return lastName;
}
public int getAge() {
return age;
}
public String getAddress() {
return address;
}
}実行結果
{
"first_name": "Rahul",
"last_name": "Dev",
"age": 30,
"address": "Nagpur"
}実行結果を見ると、@SerializedName("first_name")を付けたfirstNameフィールドは「first_name」、lastNameフィールドは「last_name」というキーで出力されています。一方、アノテーションを付けていないageやaddressは、元のフィールド名がそのまま使われます。
このように@SerializedNameを使えば、Java側のコードはキャメルケースのまま保ちつつ、外部APIなどが要求するスネークケースのJSON形式に柔軟に対応できます。外部システムとの連携で命名規則が異なる場合に、ぜひ活用してください。
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