JavaのJSON-lib APIを使って型ヒントなしでBeanをXMLに変換する方法
JSON-libは、Java Bean、Map、配列、コレクションなどのオブジェクトをJSON形式でシリアライズ・デシリアライズするためのJavaライブラリです。このライブラリを使用すると、XMLSerializerクラスのsetTypeHintsEnabled()メソッドを呼び出すことで、型ヒント(タイプヒント)を含まない形でBeanをXMLに変換できます。
このメソッドは、JSONの型情報をXMLの属性として含めるかどうかを制御します。引数にfalseを渡すと型ヒントが無効化され、生成されるXMLには余計な型属性が付与されなくなります。これにより、よりシンプルでクリーンなXML出力が得られます。
構文
public void setTypeHintsEnabled(boolean typeHintsEnabled)
パラメータの説明
- true:JSONの型情報をXMLの属性として出力します(デフォルトの動作)。
- false:型情報を出力せず、要素名と値のみのシンプルなXMLを生成します。
コード例
以下は、Employeeクラスのオブジェクトを作成し、JSONに変換した後、型ヒントなしでXMLに出力するサンプルプログラムです。
import net.sf.json.JSONObject;
import net.sf.json.xml.XMLSerializer;
public class ConvertBeanToXMLNoHintsTest {
public static void main(String[] args) {
Employee emp = new Employee("Krishna Vamsi", 115, 30, "Java");
JSONObject jsonObj = JSONObject.fromObject(emp);
System.out.println(jsonObj.toString(3)); // 整形してJSONを出力
XMLSerializer xmlSerializer = new XMLSerializer();
xmlSerializer.setTypeHintsEnabled(false); // 型ヒントを無効化
String xml = xmlSerializer.write(jsonObj);
System.out.println(xml);
}
public static class Employee {
private String empName, empSkill;
private int empId, age;
public Employee(String empName, int empId, int age, String empSkill) {
super();
this.empName = empName;
this.empId = empId;
this.age = age;
this.empSkill = empSkill;
}
public String getEmployeeName() {
return empName;
}
public int getEmployeeId() {
return empId;
}
public String getEmployeeSkill() {
return empSkill;
}
public int getAge() {
return age;
}
}
}
実行結果
まず、Beanから変換された整形済みのJSONが出力されます。
{
"employeeName": "Krishna Vamsi",
"employeeSkill": "Java",
"employeeId": 115,
"age": 30
}
続いて、setTypeHintsEnabled(false)を設定したXMLSerializerによって生成されたXMLです。ルート要素や各要素に型情報の属性が付いておらず、シンプルな構造になっていることが確認できます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<o>
<age>30</age>
<employeeId>115</employeeId>
<employeeName>Krishna Vamsi</employeeName>
<employeeSkill>Java</employeeSkill>
</o>
まとめ
JSON-libのXMLSerializerクラスでは、デフォルト設定のままだとXMLに「class」などの型ヒント属性が自動的に追加されます。外部システムとの連携などで不要な属性を避けたい場合は、setTypeHintsEnabled(false)を呼び出すだけで、型ヒントなしのクリーンなXMLを簡単に生成できます。
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