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Java 9のJShellで使える「/edit」コマンドの種類と使い方

JShellは、Java 9で導入されたコマンドラインツールです。main()メソッドを用意しなくても、宣言・ステートメント・式をその場で評価できるのが大きな特徴です。さらに、JShellにはJShell Edit Padという簡易テキストエディタが組み込まれており、「/edit」コマンドで起動することで、入力済みのコードを手軽に編集できます。

/editコマンドの3つの形式

JShellで利用できる「/edit」コマンドには、次の3つの形式があります。

/edit
/edit [ID]
/edit [コード名]
  • /edit:引数なしで実行すると、現在アクティブなすべてのコードがテキストエディタに表示されます。
  • /edit [ID]:指定したIDに対応するコードだけがテキストエディタに表示されます。
  • /edit [コード名]:指定した名前に対応するコードだけがテキストエディタに表示されます。

基本的な使い方:すべてのコードを編集する

まず、変数とメソッドを定義してから「/edit」コマンドを実行してみましょう。

jshell> int i = 10
i ==> 10

jshell> double j = 20.0
j ==> 20.0

jshell> public int sum(int x, int y) {
...>       return x + y;
...>    }
| created method sum(int,int)

jshell> /edit

上記では、int型の変数「i」、double型の変数「j」、そして2つの引数を加算するメソッド「sum」を作成しています。ここで「/edit」コマンドを入力すると、次のようにJShell Edit Padが起動し、それまでに入力したすべてのコードが一覧表示されます。

Java 9のJShellで使える「/edit」コマンドの種類と使い方

エディタ上ではコードの追加修正が自由に行え、Acceptボタンを押すことで変更内容がJShellのセッションに反映されます。試しに、新しいdivide()メソッドを追加し、変数「j」の値を50.0に変更してみましょう。

Java 9のJShellで使える「/edit」コマンドの種類と使い方

jshell> int i = 10
i ==> 10

jshell> double j = 20.0
j ==> 20.0

jshell> public int sum(int x, int y) {
...>       return x + y;
...>    }
| created method sum(int,int)

jshell> /edit
j ==> 50.0
| created method divide(double,double)

エディタでAcceptボタンを押すと、変数「j」が50.0に更新され、divide(double,double)メソッドが新しく作成されたことが出力から確認できます。このように編集内容は即座にセッションへ反映されるため、コードの動作確認を素早く繰り返せます。

IDやコード名を指定して部分的に編集する

すべてではなく特定のコードだけを編集したい場合は、IDまたはコード名を指定します。たとえば、変数「i」の内容だけを表示したい場合は、次のように入力します。

jshell> /edit i

すると、変数「i」の値である「10」だけがエディタに表示されます。同様に、ID「2」(変数「j」に対応するスニペット)だけを修正したい場合は「/edit 2」を実行すれば、該当するコードのみが開かれます。

このように「/edit」コマンドを使い分けることで、必要なコードだけをピンポイントで編集でき、JShellを使った開発や検証の作業効率を大幅に向上させることができます。

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