JavaのFileオブジェクトとは?主なコンストラクタと基本的な使い方を解説
JavaのFileオブジェクトは、ディスク上に存在する実際のファイルやディレクトリを表すためのものです。java.ioパッケージに含まれるFileクラスを使用することで、ファイルの作成・削除はもちろん、名前やパスといった各種情報の取得など、ファイルシステムに対するさまざまな操作を行うことができます。
Fileオブジェクトを作成するためのコンストラクタ一覧
JavaでFileオブジェクトを生成するには、以下の4種類のコンストラクタを使用できます。
| 番号 | コンストラクタと説明 |
|---|---|
| 1 | File(File parent, String child) 親となる抽象パス名と、子パス名の文字列を組み合わせて、新しいFileインスタンスを作成します。 |
| 2 | File(String pathname) 指定したパス名の文字列を抽象パス名に変換し、新しいFileインスタンスを作成します。最も一般的に使われる形式です。 |
| 3 | File(String parent, String child) 親パス名の文字列と子パス名の文字列から、新しいFileインスタンスを作成します。 |
| 4 | File(URI uri) 指定された「file:」URIを抽象パス名に変換して、新しいFileインスタンスを作成します。 |
対象となるファイルが指定の場所に存在する場合、コマンドライン引数の1つ目がパスとして扱われ、以下のコードが実行されます。
サンプルコード
import java.io.File;
public class Demo{
public static void main(String[] args){
String file_name =args[0];
File my_file = new File(file_name);
System.out.println("File name is :"+my_file.getName());
System.out.println("The path to the file is: "+my_file.getPath());
System.out.println("The absolute path to the file is:" +my_file.getAbsolutePath());
System.out.println("The parent directory is :"+my_file.getParent());
if(my_file.exists()){
System.out.println("Is the file readable"+my_file.canRead());
System.out.println("The size of the file in bytes is "+my_file.length());
}
}
}
実行結果
実行すると、指定したファイルに関する詳細情報が表示されます。
コードの解説
このプログラムでは、Demoクラス内にmainメソッドを定義し、コマンドラインで渡された最初の引数(args[0])を文字列として受け取っています。この文字列をもとにFileオブジェクトを生成し、ファイルの詳細情報を画面に出力します。
出力される情報は以下の通りです。
- getName():ファイル名を取得します。
- getPath():ファイルへのパスを取得します。
- getAbsolutePath():ファイルの絶対パスを取得します。
- getParent():親ディレクトリのパスを取得します。
さらに、exists()メソッドでファイルが実際に存在するかどうかを確認し、存在する場合には次の追加情報も出力されます。
- canRead():ファイルが読み取り可能かどうか(true/false)。
- length():ファイルのサイズ(バイト単位)。
このように、Fileクラスを使えば、わずかなコード量でファイルの基本情報を簡単に取得できます。ファイル操作を扱うJavaプログラムの基礎として、ぜひ押さえておきましょう。
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