【Java】指定された文字列がパングラムかどうかを判定するプログラムの書き方
この記事では、指定された文字列がパングラム(pangram)であるかどうかを判定する方法を解説します。パングラムとは、大文字・小文字を区別せず、アルファベット26文字(a〜z)をすべて含む文字列のことです。「The quick brown fox jumps over the lazy dog」などが有名な例として挙げられます。
以下に入力と出力の例を示します。
入力例:
入力文字列:Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
期待される出力:
はい、この文字列はパングラムです
アルゴリズム
ステップ1 - 処理を開始する ステップ2 - 文字列型変数 input_string を宣言する ステップ3 - 変数に値を設定する ステップ4 - 入力文字列を文字単位で走査できるように準備する ステップ5 - 各文字に対して「charAt(i) - 'a'」を使い、対応するインデックスのフラグを立てる。すべてのアルファベットのフラグが立っていればパングラムである ステップ6 - 判定結果を表示する ステップ7 - 処理を終了する
例1:mainメソッド内ですべての処理を行う場合
ここでは、すべての処理をmainメソッドの中にまとめて記述します。
public class Pangram {
static int size = 26;
static boolean isLetter(char ch) {
if (!Character.isLetter(ch))
return false;
return true;
}
public static void main(String args[]) {
String input_string = "Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";
System.out.println("定義された文字列:" + input_string);
int string_length = input_string.length();
input_string = input_string.toLowerCase();
boolean[] is_true = new boolean[size];
for (int i = 0; i < string_length; i++) {
if (isLetter(input_string.charAt(i))) {
int letter = input_string.charAt(i) - 'a';
is_true[letter] = true;
}
}
boolean result = true;
for (int i = 0; i < size; i++) {
if (!is_true[i]) {
result = false;
break;
}
}
if (result)
System.out.println("\nはい、この文字列はパングラムです");
else
System.out.println("\nいいえ、この文字列はパングラムではありません");
}
}出力
定義された文字列:Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz はい、この文字列はパングラムです
例2:オブジェクト指向スタイルで関数に分割する場合
ここでは、判定処理を独立したメソッドとして切り出し、オブジェクト指向プログラミングの形式で実装します。
public class Pangram {
static int size = 26;
static boolean isLetter(char ch) {
if (!Character.isLetter(ch))
return false;
return true;
}
static boolean check_alphabets(String input_string, int string_length) {
input_string = input_string.toLowerCase();
boolean[] is_true = new boolean[size];
for (int i = 0; i < string_length; i++) {
if (isLetter(input_string.charAt(i))) {
int letter = input_string.charAt(i) - 'a';
is_true[letter] = true;
}
}
for (int i = 0; i < size; i++) {
if (!is_true[i])
return false;
}
return true;
}
public static void main(String args[]) {
String input_string = "Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";
System.out.println("定義された文字列:" + input_string);
int string_length = input_string.length();
if (check_alphabets(input_string, string_length))
System.out.println("\nはい、この文字列はパングラムです");
else
System.out.println("\nいいえ、この文字列はパングラムではありません");
}
}出力
定義された文字列:Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz はい、この文字列はパングラムです
コードのポイント
このプログラムの動作を理解するうえで重要なポイントは以下のとおりです。
- 小文字への統一: toLowerCase() で文字列をすべて小文字に変換することで、大文字・小文字の違いを意識せずに判定できます。
- 出現フラグの管理: サイズ26のboolean配列を用意し、「charAt(i) - 'a'」で求めたインデックス(a=0、b=1、…、z=25)に対応する要素をtrueにします。
- 英字以外の除外: Character.isLetter() で英字かどうかを確認し、数字や記号などは判定対象から除外します。
- 最終判定: boolean配列にfalseが1つでも残っていればパングラムではありません。すべてtrueであればパングラムと判定できます。
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