PL/SQLで数値内の奇数の桁と偶数の桁をカウントする方法
本記事では、正の整数が与えられたとき、PL/SQLを使ってその数値に含まれる奇数の桁と偶数の桁の個数をそれぞれ求める方法を解説します。
PL/SQLとは、SQLにプログラミング言語の手続き的な機能を組み合わせた言語です。Oracle社によって1990年代前半に開発され、SQLの機能を拡張することを目的としています。PL/SQLは、SQL本体およびJavaと並んで、Oracle Databaseに組み込まれている3つの主要なプログラミング言語のひとつです。
実行例
入力: int number = 23146579
出力:
count of odd digits in a number are : 5 count of even digits in a number are : 3
解説: この数値には「2」「4」「6」という偶数の桁が含まれるため、偶数の桁の個数は3です。一方、「3」「1」「5」「7」「9」という奇数の桁が含まれるため、奇数の桁の個数は5となります。
入力: int number = 4567228
出力:
count of odd digits in a number are : 2 count of even digits in a number are : 5
解説: この数値には「5」「7」という奇数の桁が含まれるため、奇数の桁の個数は2です。一方、「4」「6」「2」「2」「8」という偶数の桁が含まれるため、偶数の桁の個数は5となります。
プログラムの処理の流れ
- PL/SQLのNUMBER型の変数に、対象となる数値を入力します。
- VARCHAR2(50)型の変数「length」を用意し、各桁の値を一時的に格納できるようにします。
- 奇数の桁のカウント用と偶数の桁のカウント用に、2つの変数を用意し、初期値を0に設定します。
- FORループを1から数値の桁数まで回します。
- ループ内では、「length := substr(digits, i, 1)」として、i番目の桁を1文字ずつ取り出します。
- MOD関数でその桁を2で割った余りが0でない場合(=奇数の場合)、奇数のカウントを+1します。
- それ以外の場合(=偶数の場合)、偶数のカウントを+1します。
- ループ終了後、結果を出力します。
サンプルコード
DECLARE
digits NUMBER := 23146579;
length VARCHAR2(50);
count_odd NUMBER(10) := 0;
count_even NUMBER(10) := 0;
BEGIN
FOR i IN 1..Length(digits)
LOOP
length := Substr(digits, i, 1);
IF mod(length, 2) != 0 THEN
count_odd := count_odd + 1;
ELSE
count_even := count_even + 1;
END IF;
END LOOP;
dbms_output.Put_line('count of odd digits in a number are : ' || count_odd);
dbms_output.Put_line('count of even digits in a number are : ' || count_even);
END;実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
count of odd digits in a number are : 5 count of even digits in a number are : 3
このように、SUBSTR関数で数値を1桁ずつ分解し、MOD関数で奇偶を判定しながらループ処理を行うことで、簡単に奇数・偶数の桁数を集計できます。桁数が多い数値や動的に変化する数値に対しても、同じロジックをそのまま適用できる点がこの手法のメリットです。
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