MySQLで主キー(AUTO_INCREMENT)をリセットする方法
MySQLで主キー(AUTO_INCREMENT)の値をリセットするには、まずTRUNCATE TABLEでテーブルを空にし、その後ALTER TABLEでAUTO_INCREMENTの開始値を設定します。この記事では、具体的な手順をサンプルコードとともに解説します。
1. サンプルテーブルの作成
まず、AUTO_INCREMENT付きの主キーを持つテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1929
(
UserId int NOT NULL AUTO_INCREMENT,
PRIMARY KEY(UserId)
);
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
2. レコードの挿入
INSERTコマンドを使って、テーブルにいくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable1929 values(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> insert into DemoTable1929 values(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> insert into DemoTable1929 values(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
3. レコードの確認
SELECT文でテーブル内のすべてのレコードを表示します。
mysql> select * from DemoTable1929;
実行結果は以下の通りです。UserIdには1から順に連番が振られています。
+--------+ | UserId | +--------+ | 1 | | 2 | | 3 | +--------+ 3 rows in set (0.00 sec)
4. 主キー(AUTO_INCREMENT)のリセット
主キーをリセットするクエリは以下の通りです。まずTRUNCATE TABLEでテーブル内のデータをすべて削除し、次にALTER TABLEでAUTO_INCREMENTの開始値を1に設定します。
mysql> truncate table DemoTable1929; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> alter table DemoTable1929 auto_increment=1; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) Records: 0 Duplicates: 0 Warnings: 0
5. リセット後のレコード挿入
これでレコードを挿入すると、主キーの値は1から振り直されます。
mysql> insert into DemoTable1929 values(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> insert into DemoTable1929 values(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
SELECT文でテーブル内のすべてのレコードを表示して確認します。
mysql> select * from DemoTable1929;
実行結果は以下の通りです。連番が1から再開されていることがわかります。
+--------+ | UserId | +--------+ | 1 | | 2 | +--------+ 2 rows in set (0.00 sec)
補足:TRUNCATEとDELETEの違いに注意
TRUNCATE TABLEはテーブル内の全データを削除すると同時に、AUTO_INCREMENTの値も自動的に初期化します。そのため、TRUNCATEを使用した場合はALTER TABLEによる明示的なリセットが不要なケースもあります。
一方、DELETE文でデータを削除した場合、AUTO_INCREMENTの値はリセットされず、連番は継続します。DELETE後に連番を振り直したい場合は、ALTER TABLE テーブル名 auto_increment=1;を明示的に実行する必要があります。
なお、TRUNCATEはWHERE句による条件指定ができず、トランザクションのロールバックもできないため、実行前には必ずデータのバックアップを取るなど、十分に注意してください。
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