MySQLでカンマ区切りの数値文字列を合計する方法を解説
MySQLでは、カンマ区切りの数値文字列を合計するためのカスタム関数を自作することができます。本記事では、テーブルの作成から関数の定義、実際の実行まで、手順を追ってわかりやすく解説します。
1. テーブルの作成
まず、varchar型のカラムを持つテーブルを作成します。このカラムには、数値を文字列の形式(カンマ区切り)で格納していきます。
mysql> create table DemoTable
-> (
-> ListOfValues varchar(50)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.56 sec)
2. テストデータの挿入
INSERTコマンドを使用して、カンマ区切りの数値文字列をテーブルに挿入します。
mysql> insert into DemoTable values('20,10,40,50,60');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)SELECT文でテーブル内のすべてのレコードを確認してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
以下のような出力が得られます。
+----------------+
| ListOfValues |
+----------------+
| 20,10,40,50,60 |
+----------------+
1 row in set (0.00 sec)
3. 合計を求めるカスタム関数の作成
次に、カンマ区切りの文字列を合計する関数を作成します。この関数は、substring_indexで先頭の数値を取り出しながら加算し、instrとmidで処理済みの部分を切り捨てることで、すべての数値を順番に合計していきます。
mysql> DELIMITER ??
mysql> create function totalSumInCommaSeparatedString(input varchar(50))
-> returns int
-> deterministic
-> no sql
-> begin
-> declare totalSum int default 0;
-> while instr(input, ",") > 0 do
-> set totalSum = totalSum + substring_index(input, ",", 1);
-> set input = mid(input, instr(input, ",") + 1);
-> end while;
-> return totalSum + input;
-> end ??
Query OK, 0 rows affected (0.17 sec)
mysql> DELIMITER ;
4. 関数の実行と結果の確認
作成した関数を実際に呼び出して、カンマ区切りの文字列の合計を取得してみましょう。
mysql> select totalSumInCommaSeparatedString(ListOfValues) as TotalSum from DemoTable;
実行結果は以下の通りです。「20,10,40,50,60」の合計値「180」が正しく返されていることがわかります。
+----------+
| TotalSum |
+----------+
| 180 |
+----------+
1 row in set (0.00 sec)
まとめ
このように、MySQLではストアドファンクション(カスタム関数)を活用することで、カンマ区切りの数値文字列を簡単に合計できます。ループ処理と文字列関数を組み合わせることで、正規化されていないデータに対しても柔軟に集計処理を行うことが可能です。
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