MySQLで最後に出現する区切り文字より前の左側の文字列を取得する方法
文字列の中で最後に出現する区切り文字を基準に、それより左側(前半)の部分だけを取り出したい場合があります。MySQLでは、LEFT()関数を使うことでこれを実現できます。さらに、LOCATE()関数とREVERSE()関数を組み合わせることで、「最後に出現した位置」を簡単に特定できます。
動作の仕組み
まず、各関数の役割をおさらいしておきましょう。
REVERSE():文字列を逆順に並べ替えますLOCATE():指定した文字が最初に現れる位置を返しますLEFT():文字列の先頭から指定した文字数分を抽出します
ポイントは、逆順にした文字列に対して最初に現れる位置は、元の文字列では「最後」に現れる位置だということです。全体の文字数からその位置を引けば、最後の区切り文字より前の長さが求まります。
サンプルテーブルの作成
まず、テーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
(
Title text
);
Query OK, 0 rows affected (0.52 sec)
レコードの挿入
INSERTコマンドを使って、いくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values('$/This$is[MySQL]$/MySQL[FirstClass]$MySQL[SecondClass]');
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable values('$/This$is[Java]$/Java[FirstClass]$Java[SecondClass]');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)テーブルの内容を確認
SELECT文で全レコードを表示します。
mysql> select *from DemoTable;
以下のような出力が得られます。
+--------------------------------------------------------+
| Title |
+--------------------------------------------------------+
| $/This$is[MySQL]$/MySQL[FirstClass]$MySQL[SecondClass] |
| $/This$is[Java]$/Java[FirstClass]$Java[SecondClass] |
+--------------------------------------------------------+
2 rows in set (0.00 sec)
左側の文字列を取得するクエリ
最後の区切り文字($)より前の左側部分を取得するクエリは次のとおりです。
mysql> select left(Title, char_length(Title) - locate('$', reverse(Title))) as result from DemoTable;実行すると、以下のような結果が得られます。
+-------------------------------------+
| result |
+-------------------------------------+
| $/This$is[MySQL]$/MySQL[FirstClass] |
| $/This$is[Java]$/Java[FirstClass] |
+-------------------------------------+
2 rows in set (0.04 sec)
クエリの解説
処理の流れを順番に見てみましょう。
REVERSE(Title)で文字列を逆順にします。LOCATE('$', ...)で逆順の文字列内における最初の$の位置を取得します。これは元の文字列では最後の$の位置に相当します。CHAR_LENGTH(Title)(全体の文字数)から上記の位置を引くことで、最後の区切り文字より前の部分の文字数が求まります。LEFT()でその文字数分だけ先頭から抽出すれば、目的の左側の文字列が得られます。
この方法を使えば、区切り文字の出現回数が不明なデータでも、確実に最後の区切り文字より前の部分を取り出すことができます。
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