複数のSELECTステートメントの結果を1つのクエリで取得する方法(MySQLのUNION ALL活用術)
MySQLで複数のSELECTステートメントの結果を1つの結果セットとしてまとめて取得したい場合は、UNION ALLを使用します。UNION ALLは、各SELECT文の結果を重複を排除せずにそのまま連結してくれるため、数値の列挙やログデータの統合など、さまざまな場面で活躍します。
UNION ALLの基本構文
以下がUNION ALLを使った基本的な構文です。
select yourValue1 AS anyColumnName UNION ALL select yourValue2 AS yourColumnName . . . . N
ポイントは、すべてのSELECTステートメントで同じ数・互換性のある型のカラムを指定することです。AS句を使えば、最初のSELECT文で指定したカラム名が結果セットの見出しとして採用されます。
実際の使用例:数値を行ごとに列挙する
それでは、上記の構文を実装して、異なる行に数値を列挙して返す具体例を見てみましょう。
mysql> select 100 AS Number UNION ALL select 1000 AS Number UNION ALL select 10000 AS Number UNION ALL select 100000 AS Number UNION ALL select 1000000 AS Number UNION ALL select 10000000 AS Number UNION ALL select 100000000 AS Number UNION ALL select 1000000000 AS Number;
実行結果
このクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。8つのSELECT文の結果が1つのテーブルとして縦に連結されているのが確認できます。
+------------+ | Number | +------------+ | 100 | | 1000 | | 10000 | | 100000 | | 1000000 | | 10000000 | | 100000000 | | 1000000000 | +------------+ 8 rows in set (0.00 sec)
UNIONとUNION ALLの違い
似た構文にUNIONがありますが、両者には重要な違いがあります。UNIONは重複する行を自動的に削除する一方、UNION ALLは重複を含めてすべての行を返します。そのため、UNION ALLの方が一般的に処理速度が速く、重複した値も必要とするケースではこちらを選択するのが適切です。今回のように単純に値を列挙したい場合にも、UNION ALLが最適です。
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