データベース内のすべてのテーブルにMySQLクエリを適用する方法
INFORMATION_SCHEMA.TABLESを活用した一括クエリの実行
データベース内の各テーブルに対してMySQLクエリを適用したい場合は、INFORMATION_SCHEMA.TABLESを利用すると便利です。この仕組みを使えば、個々のテーブルをひとつずつ操作することなく、データベース全体のテーブル情報をまとめて取得・集計できます。
基本構文
以下が基本的な構文です。SUM(TABLE_ROWS)を使うことで、指定したデータベースに含まれる全テーブルの合計行数を一度に取得できます。
SELECT SUM(TABLE_ROWS) AS anyAliasName
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE TABLE_SCHEMA=yourDatabaseName;
yourDatabaseNameの部分には、対象となるデータベース名を指定してください。
実行例
それでは、実際にこの構文を使って、データベース内の各テーブルに対してクエリを実行してみましょう。次の例では、DATABASE()関数によって現在接続中のデータベースを動的に指定し、そこに含まれる全テーブルの合計行数を求めています。
mysql> SELECT SUM(TABLE_ROWS) AS Total
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE TABLE_SCHEMA= DATABASE();
実行結果
上記のクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。
+-------+
| Total |
+-------+
| 1666 |
+-------+
1 row in set (0.01 sec)
この結果から、対象データベース内にあるすべてのテーブルの合計行数が「1666」であることが確認できます。
注意点
TABLE_ROWSの値はストレージエンジンによって扱いが異なります。特にInnoDBの場合、返される行数は概算値であり、正確な値ではない点に注意が必要です。統計情報に基づいて推定されるため、厳密な行数が必要な場面では、個々のテーブルに対してSELECT COUNT(*)を実行することをおすすめします。
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