MySQLで昇順と降順のレコードを交互に表示する方法
はい、可能です。MySQLでは、まずレコードの中間値を求めることで、昇順と降順のデータを交互に表示できます。この記事では、テーブル作成から実際のクエリまで、手順を追って詳しく解説します。
1. サンプルテーブルを作成する
まず、自動採番されるIDを持つシンプルなテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
(
UserId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY
);
Query OK, 0 rows affected (0.65 sec)2. テスト用のレコードを挿入する
続いて、INSERT文でレコードを挿入します。AUTO_INCREMENTにより、挿入のたびにUserIdが自動的に1ずつ増加していきます。ここでは10件のレコードを登録します。
mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.14 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.08 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.16 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.15 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.07 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.06 sec) mysql> insert into DemoTable values(); Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
3. 挿入したレコードを確認する
SELECT文でテーブルの中身を確認してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
実行すると、次のように1〜10の連番が表示されます。
+--------+ | UserId | +--------+ | 1 | | 2 | | 3 | | 4 | | 5 | | 6 | | 7 | | 8 | | 9 | | 10 | +--------+ 10 rows in set (0.00 sec)
4. 中間値を変数に格納する
交互表示の鍵となるのが中間値です。ここでは、UserIdの最大値を2で割った値を、ユーザー定義変数@middleValueに格納します。
mysql> set @middleValue=(select max(UserId) from DemoTable)/2; Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)
この例では最大値が10なので、中間値は5になります。
5. 昇順と降順を交互に並べ替えるクエリを実行する
次のクエリでは、IF関数を使ってソートキーを動的に生成しています。
- UserIdが中間値未満の場合:「中間値 × 2 − UserId」をキーにする
- UserIdが中間値以上の場合:「UserId − 1」をキーにする
このキーで降順ソートし、同順の場合はUserIdの昇順で並べることで、最小値と最大値が交互に並んだ結果になります。
mysql> select *from DemoTable ORDER BY (IF(UserId < @middleValue, @middleValue*2-UserId, UserId-1)) DESC, UserId ASC;
実行結果は次のとおりです。
+--------+ | UserId | +--------+ | 1 | | 10 | | 2 | | 9 | | 3 | | 8 | | 4 | | 7 | | 6 | | 5 | +--------+ 10 rows in set (0.00 sec)
結果のポイント
ご覧のとおり、「1、10、2、9、3、8…」という具合に、最小値側と最大値側のレコードが交互に表示されています。この手法は、ランキングの上位と下位を交互に比較表示したい場合や、データを対称的に可視化したい場合などに活用できます。
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