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MySQLで特定のカラム(フィールド)の全エントリを一括変更する方法

MySQLでは、UPDATE文を使うことで、特定のカラム(フィールド)に含まれるすべてのエントリを一括して変更できます。この記事では、デモ用テーブルを作成し、実際に一括更新を行う手順を順番に解説します。

1. デモ用テーブルの作成

まず、動作確認のためのサンプルテーブルを作成しましょう。

mysql> create table BulkChangeDemo
    -> (
    -> CustomerId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    -> CustomerName varchar(20),
    -> isEducated boolean
    -> );
Query OK, 0 rows affected (1.47 sec)

このテーブルは、顧客ID(自動採番の主キー)、顧客名、教育を受けたかどうかを示す真偽値(boolean型)の3つのカラムを持っています。

2. テーブルへのレコード挿入

次に、INSERTコマンドを使用してテーブルにレコードを追加します。クエリは以下の通りです。

mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('Larry',true);
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('John',false);
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('Carol',false);
Query OK, 1 row affected (0.25 sec)
mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('Mike',true);
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('David',false);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into BulkChangeDemo(CustomerName,isEducated) values('Bob',false);
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)

3. 挿入したレコードの確認

SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select *from BulkChangeDemo;

実行結果は以下のようになります。

+------------+--------------+------------+
| CustomerId | CustomerName | isEducated |
+------------+--------------+------------+
|          1 | Larry        | 1          |
|          2 | John         | 0          |
|          3 | Carol        | 0          |
|          4 | Mike         | 1          |
|          5 | David        | 0          |
|          6 | Bob          | 0          |
+------------+--------------+------------+
6 rows in set (0.00 sec)

現時点では、「isEducated」カラムには true(1)と false(0)が混在しています。

4. 特定カラムの全エントリを一括変更する

ここで本題です。特定のフィールド(カラム)のすべてのエントリを一括変更するには、WHERE句を付けずにUPDATE文を実行します。クエリは以下の通りです。

mysql> update BulkChangeDemo set isEducated =true;
Query OK, 4 rows affected (0.18 sec)
Rows matched: 6 Changed: 4 Warnings: 0


実行結果のポイント

「Rows matched: 6」は対象となった行数、「Changed: 4」は実際に値が変更された行数を表します。すでに true(1)だった Larry と Mike の2行は値が変わらないため、変更されたのは残りの4行だけです。

もう一度SELECT文で確認すると、すべてのレコードのisEducatedが1(true)に更新されていることが分かります。

+------------+--------------+------------+
| CustomerId | CustomerName | isEducated |
+------------+--------------+------------+
|          1 | Larry        | 1          |
|          2 | John         | 1          |
|          3 | Carol        | 1          |
|          4 | Mike         | 1          |
|          5 | David        | 1          |
|          6 | Bob          | 1          |
+------------+--------------+------------+
6 rows in set (0.00 sec)

注意点

WHERE句を指定せずにUPDATE文を実行すると、テーブル内のすべての行が更新対象になります。大規模なテーブルに対して実行する場合は、意図しないデータ変更を防ぐため、事前にバックアップを取得するか、トランザクション内で実行してから COMMIT / ROLLBACK を判断することをおすすめします。

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