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MySQLで行を挿入しながらその内容を即座に取得する方法【ストアドプロシージャ活用】

MySQLでは、行を挿入すると同時にその挿入された内容を取得したい場合があります。このような処理を実現するには、ストアドプロシージャを利用するのが効果的です。

本記事では、まずテーブルを作成し、次に「レコードを挿入して、その結果をユーザーに返す」ストアドプロシージャを作成する手順を解説します。

1. テーブルの作成

まずは、データを格納するためのテーブルを作成しましょう。テーブル作成のクエリは以下のとおりです。

mysql> create table InsertRecord_SelectTable
   -> (
   -> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT,
   -> Name varchar(20),
   -> PRIMARY KEY(Id)
   -> );
Query OK, 0 rows affected (1.45 sec)

ここでは、「Id」(自動採番される主キー)と「Name」(可変長文字列)の2つのカラムを持つシンプルなテーブルを定義しています。

2. ストアドプロシージャの作成

続いて、上記のテーブルにレコードを挿入し、呼び出した直後にその結果を返すストアドプロシージャを作成します。ポイントは last_insert_id() 関数を使って、直前に挿入された行のIDを取得することです。

ストアドプロシージャ作成のクエリは以下のとおりです。

mysql> DELIMITER //
mysql> create procedure Insert_select
   -> (
   -> In tempName varchar(40)
   -> )
   -> begin
   -> declare tempId int unsigned;
   -> insert into InsertRecord_SelectTable(Name) values (tempName);
   -> set tempId = last_insert_id();
   -> select *from InsertRecord_SelectTable where Id= tempId;
   -> END //
Query OK, 0 rows affected (0.21 sec)
mysql> DELIMITER ;

処理の流れ

  • 引数の受け取り: In tempName varchar(40) により、挿入する名前を受け取ります。
  • レコードの挿入: INSERT INTO 文でテーブルに新しい行を追加します。
  • IDの取得: last_insert_id() で自動採番された最新のIDを変数 tempId に格納します。
  • 結果の取得: 取得したIDを条件に SELECT 文を実行し、挿入直後の行を返します。

3. ストアドプロシージャの呼び出し

作成したストアドプロシージャは、以下の構文で呼び出します。

CALL yourStoredProcedureName;

それでは、実際に作成したプロシージャを呼び出してみましょう。

mysql> call Insert_select('John');

実行結果

上記を実行すると、次のような出力が得られます。

+----+------+
| Id | Name |
+----+------+
| 1  | John |
+----+------+
1 row in set (0.12 sec)
Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.13 sec)

このように、ストアドプロシージャ内で挿入と選択を組み合わせることで、レコードを挿入しながら同時にその内容を確認できます。アプリケーション側から見ても、INSERTとSELECTを別々に発行する必要がなくなり、処理を一つにまとめられるのが大きなメリットです。

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