MySQLでテーブルに特定の行が存在するか確認する最良の方法|EXISTS条件の使い方
MySQLのテーブル内に特定の行(レコード)が存在するかどうかを確認したい場合は、EXISTS条件を使うのが最も効率的な方法です。EXISTS条件はサブクエリと組み合わせて使用でき、条件に一致する行がテーブル内に存在すれば 1(TRUE) を、存在しなければ 0(FALSE) を返します。
この記事では、実際にテーブルを作成し、データを挿入したうえで、EXISTS条件による行の存在チェックの方法を2つのケースに分けて解説します。
検証用テーブルの作成
まず、CREATE文を使ってテーブルを作成します。以下はテーブル作成のためのクエリです。
mysql> CREATE table ExistsRowDemo -> ( -> ExistId int, -> Name varchar(100) -> ); Query OK, 0 rows affected (0.53 sec)
テストデータの挿入
テーブルの作成が完了したら、INSERT文でいくつかのレコードを挿入します。
mysql> INSERT into ExistsRowDemo values(100,'John'); Query OK, 1 row affected (0.16 sec) mysql> INSERT into ExistsRowDemo values(101,'Bob'); Query OK, 1 row affected (0.17 sec) mysql> INSERT into ExistsRowDemo values(103,'Carol'); Query OK, 1 row affected (0.20 sec) mysql> INSERT into ExistsRowDemo values(104,'David'); Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
挿入したレコードをSELECT文で確認してみましょう。
mysql> SELECT * from ExistsRowDemo;
実行結果は以下のとおりです。
+---------+-------+ | ExistId | Name | +---------+-------+ | 100 | John | | 101 | Bob | | 103 | Carol | | 104 | David | +---------+-------+ 4 rows in set (0.00 sec)
EXISTS条件の基本構文
テーブル内に目的の行が存在するかどうかを調べるには、以下の構文を使用します。
SELECT EXISTS(SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件式);
それでは、この構文を使って「行が存在する場合」と「行が存在しない場合」の2つのケースを順番に確認していきます。
ケース1:行が存在する場合
まずは、条件に一致する行が存在するケースです。ExistIdが104の行が存在するかどうかを確認してみます。
mysql> SELECT EXISTS(SELECT * from ExistsRowDemo WHERE ExistId=104);
実行結果:
+------------------------------------------------------+ | EXISTS(SELECT * from ExistsRowDemo WHERE ExistId=104)| +------------------------------------------------------+ | 1 | +------------------------------------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
戻り値が 1 になっています。これはTRUE、つまり該当する行がテーブル内に存在することを意味します。
ケース2:行が存在しない場合
次に、条件に一致する行が存在しないケースを確認します。今度はExistIdが105の行について同じクエリを実行してみましょう。
mysql> SELECT EXISTS(SELECT * from ExistsRowDemo WHERE ExistId=105);
実行結果:
+------------------------------------------------------+ | EXISTS(SELECT * from ExistsRowDemo WHERE ExistId=105)| +------------------------------------------------------+ | 0 | +------------------------------------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
戻り値が 0、つまりFALSEとなり、該当する行はテーブル内に存在しないことがわかります。
まとめ
MySQLで行の存在有無をチェックする際は、EXISTS条件とサブクエリを組み合わせるのがベストプラクティスです。結果は数値として1(TRUE)または0(FALSE)で返されるため、アプリケーション側での判定処理もシンプルに実装できます。また、EXISTSは条件に一致する最初の行を見つけた時点で評価を終了するため、COUNT(*)などで件数を数える方法よりもパフォーマンス面で有利になるケースが多いのもポイントです。
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